この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた (河出文庫 タ 4-1)
- 河出書房新社 (2018年9月6日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (425ページ)
- / ISBN・EAN: 9784309464800
感想・レビュー・書評
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ドクターストーン繋がりで、タネ本と聞いて読んだ。化学的なアプローチでためになった。ただ、時間が経つと知識が全く抜けてしまった。
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第20回アワヒニビブリオバトル「ラスト」で発表された本です。
チャンプ本
2016.12.06
第75回アワヒニビブリオバトル「おうち時間DEビブリオバトル」4時間目 総合的な学習の時間/特別活動で紹介された本です。オンライン開催。
2021.05.03 -
思考実験として秀逸。いかに今の生活が今までの膨大な試行錯誤と積み重なった資産で成り立っているかがよくわかる。
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大崩壊後の地球で、物理学の基礎的な知識などを使い、生活を元の水準に戻すことができるか?の詳細が書かれた本。科学図鑑のようなポジショニングの本。
具体的な化学反応にも踏み込むので、結構詳細が退屈な場面もある。
が、普段何気なく使ってるツールの仕組みを知ることができ有意義だった。
読書前に想像していたのは、大崩壊後の立ち回りや、周りの人間関係の築き方などのSF要素の入ったサバイバル指南書だったが、思ってた以上に物事の仕組みにスポットを当てた図鑑のようなものだった。
そういう意味では少し退屈だったが。 -
たまに、科学文明が全く無い状態になったらどのようにして生活すれば良いかを考えることがあるがそれを理論的に記載してある。
この本が役に立つことは来ない方が良いけれど、もしもの時のためにこの本があることは覚えておこう。 -
p67から
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高校までの科学で理科で習うような用語がたくさん出て来て、あぁ教育ってやっぱ大事だよなぁと懐かしかった。(ハーバーボッシュ法とか笑)
一つ気になるのは誰がこの再興の役割を担うのかということ。この本は世界に1人取り残されたことを想定しているのか、、、そうなると製鉄とかは多分できないだろう。
世界が滅ぶとして、あなたは何を残しておくかという問いはなかなか難しい。
それぐらいに今の世界はもので溢れているのが当たり前。
リチャードファインマンの言葉が印象的だった。こういうのが本質を捉えている気がする。
「私の考えでは、それは原始仮説、すなわち、すべての物質は原子からできていて、永久に動き回る小さい粒子は、いくらか離れているときは互いに引き合うが、無理やり押し付けられると反発するというものだ」
この言葉だけが滅んだ世界に唯一残ってるとして、ほんとに世界を再建できるのかとか考えると面白い
Dr.stoneとアイアムレジェンド見なければ、、、 -
未開状態からの文明再構築のマニュアルなので、物語性はなく、教科書的。理系知識が主体なので、話についていくのがやっとでした。
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文明崩壊後に、いかに文明を再興させるかについての壮大な思考実験である本書は現代文明を支えるサイエンスやテクノロジーの入門書でもある。(入門といっても本当にさわり程度なので、本書だけで文明を再興することは難しいが…)
こうした形で科学発展の歴史を振り返ると、奇跡としかいいようのない偶発的な発見のなんと多いことか。 -
Dr.STONEの影響で読みました。