あなたが世界を変える日―12歳の少女が環境サミットで語った伝説のスピーチ
- 学陽書房 (2003年7月15日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (65ページ)
- / ISBN・EAN: 9784313812062
感想・レビュー・書評
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当時12歳の女の子が環境サミットでしゃべったスピーチ、およびその背景等を絵本調にまとめた本。
こういった場であそこまでしゃべれる12歳というのは素晴らしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
世界を見渡せば戦争、環境破壊など自分の知らないところで、いろんなことが起きている。
複雑な問題が絡んでいるだろうけど、そんなのは大人達のいいわけ。
国連の地球環境サミット。各国のリーダーの前で、12歳のカナダ人の少女が6分間スピーチをした。
「どうやって直すかわからないものを、こわしつづけるのはもうやめてください。」
「もし戦争のために使われているお金をぜんぶ、貧しさと環境問題を解決するために使えば、この地球はすばらしい星になるでしょう。私はまだ子どもだけどそのことを知っています。」
この少女の発言ひとつひとつには重みがあり、考えさせられました。 -
素直に感動。
小学6年生の時に書いた、あのまっすぐな卒業文集を思い出す。
小学生のように夢を持っている大学生になりたい。 -
12歳の少女が 92年リオ・サミットでの 「伝説のスピーチ」、日本の読者へのメッセージ、ROR JAPANを収録。
12歳の子どもをもつご両親はじめ、学校や会社でも英語、国語、環境教育の教材として使われています。 -
子供って力強いな。。
あれから約17年…
彼女はecoistとして活動中。
感動した大人たちは、
どうやって直すのか分らないものを、
壊し続けている訳で… -
これは本当に感動した
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非常にインパクトのあるスピーチ, 2004/9/20
この著者の環境サミットでのスピーチはうわさで聞いていたが、本書を読んでその内容をはじめて知った。内容はシンプルなものだが、非常にインパクトのあるスピーチだった。12歳という子どもだからこそ、この環境サミットでの影響を一番受ける子どもの世代だからこそでてきた言葉なのかも知れない。
本書では、このスピーチの他、この少女が、なぜ環境運動をはじめて、このスピーチに至ったのか、そして彼女のその後の活動なども記されている。
環境問題を考えるうえで、「なぜ環境問題を考える必要があるのか」をしっかり認識する上で、本書はおすすめできる
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弱冠12歳の少女が国連の地球環境サミットで世界中に人々に向けたメッセージ。
その一言一言は私達に深い感動を与え、いかに環境に対して無関心であったか痛感させられます。
レポートやテスト勉強の合間にどうぞ。
【設置場所:図・学生図書コーナー 519/CU 】 -
"Are we even on your list of priorities?"
つい僅か前(と思っていた学生時代の頃)まで、私はこういった言葉を「発する側」だと思っていた。
今。自分は紛れもなくそれを「受け止め行動する側」にいる。
肩書きは関係ない。人は皆、誰かの子どもであり、またこの生態系の一部なのだ。
"...and borders and governments will never change that." -
読むたびに涙がにじみみます(T_T)。環境だけではなく、人としての在り方が問われる本。環境問題も、結局そこが問題なのかも。