さおだけ屋はなぜ潰れないのか? 身近な疑問からはじめる会計学 (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334032913

感想・レビュー・書評

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  • タイトルからなぜだろう?と感じさせるものでしたが、読んで納得のものです。
    そこを切り口に経営の基本が分かりやすくまとめられていました。

  • ビジネスと会計についての知識が一気に身につき,さらには投資についても知識を得ることができるのがとても面白いと思った。

  • 素人向けに、会計とは何か、そのさわりを解説した入門書。専門的な内容は全くなく、会計の勉強にはならないが、エッセンスというか雰囲気を味わえる良書。

    「節約は絶対額で考える」、「「ローリスク・ハイリターン」とは得意分野で予算内の投資をすることが」、「「在庫」は少なければ少ないほどよい」(「「いつか使うかも」系のモノはだいたい無駄になる」、「100人と薄っぺらい関係を築くのではなく、100人の人脈を持つひとりの人物としっかりした関係を作るべき」、「「50人にひとり無料」は「2%割引」とほとんど同じ」(数字のセンスを磨け)、など、日常生活でも役立つ会計的なものの見方、考え方が紹介されていて、参考になった。

  • おもしろかった。本当に会計に縁がない人でも、会計の考え方を身近な例を用いてすごーーくわかりやすく教えてくれる本。難しい専門用語は使わず(なにしろ、損益計算書や貸借対照表が出てくるだけで注意書きがされるレベル)、とっつきやすい。単に企業の会計だけではなく、個人の家計レベルで会計の考え方を取り入れたお金の管理、買い物をする際の考え方も教えてくれていて、タメになる。ただ、kindle版の場合、小見出しが本文とまったくおなじフォントでわかりにくいのが玉に瑕。

  • 会計学について身近な事例で例えられており、非常にわかりやすいかつ面白かった。

    会計士ほどじゃないけど、簿記とかは勉強することで財務状況しっかり見たり諸々できることが増えるんだろうなぁ。
    簿記2級を楽しく取れる何かがあればいいのに。

  • 以前から本屋で見かけて、その印象的なタイトルゆえに気になっていた本。kindle unlimitedにあったのでいざ。

    他の方も書いていたが、良くも悪くもタイトル勝ち!!
    タイトルにある「さおだけ屋は、、?」の問いの明確な答えは記述がないが、身近な疑問を引っ張ってきて学問を論じるのはなんだか小学校の自由研究みたいで面白かった。


  • 会計の入門書。


    『この「 50人にひとり無料」は「 2%割引」とほとんど同じことをいっているのである。いまどき「 2%割引」とうたっても、「消費税分還元」「 1 ~ 3割引!」があたりまえのこの世の中、たいしたアピールにはならないし、消費者のほうもそれくらいではとうてい喜ばない。  それが、「 50人にひとり無料」といい換えるだけで、とたんにその広告が輝きを増してくるのである。』

    数学を使う、ということは、こういう数学的なトリックが使えることだなあ。
    おもしろい。

  • しばらくぶりの再読。会計初心者におすすめ。巻末に用語の解説もあります。

  • 数字を見ると蕁麻疹の出る私でも読めた会計入門書。
    入門書よりもさらに初歩的な本かも。
    身の回りにあるアルアル話をネタに
    会計とはなんぞやについて書いている。
    一般の人を振り向かせられるような会計の本を作る、
    という筆者の作戦に、私はまんまとひっかかってしまった。

  • 2010年2月
    タイトルに惹かれて購入。さおだけ屋に限らず、豊富な事例が取り上げられている。いずれも身近なものであり、理解しやすい。「なるほど!」と思いながら読める本。会計を学びたくなった。

著者プロフィール

1976年生まれ、公認会計士。現在、インブルームLLC代表。著書に『女子大生会計士の事件簿』シリーズ、140万部を超えるメガヒットとなった『さおだけ屋はなぜ潰れない』

「2018年 『マンガ日本と世界の経済入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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