医師のつくった「頭のよさ」テスト 認知特性から見た6つのパターン (光文社新書)

著者 :
  • 光文社
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レビュー : 54
  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334036898

作品紹介・あらすじ

学校でよい評価を得られる子どもと社会で大成する人の共通点は、自分の「認知特性」を理解し、最大限に活用していることです。自分を知り、認め、選択し、適応させる人こそが、「頭がいい人」なのです。認知特性とは、目や耳などの感覚器から入った情報を理解・整理・記憶・表現する「方法」で、六つのタイプに分かれます。社会では、アイデアを生み出す創造性、整理整頓できる逐行機能、仲間から好かれる社会性、仕事の締め切りを守る時間感覚などさまざまな能力が求められますが、それらは認知特性を意識することで伸びるのです。自分の得意な表現方法とは?違うタイプの人とうまくつき合うには?など、簡単なテストを通して解説しましょう。

感想・レビュー・書評

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  • 小児科医が頭の良さを認知特性(対象をどうとらえるか)という点から大きく6パターンに分類し(視覚優位者、言語優位者、聴覚優位者をそれぞれさらに2パターンずつ計6パターン)、自分の認知特性を知ることで今後の人生にうまく役立てていこうというもの。

    以下本書の解説+自分なりの捉え方。

    視覚優位者(写真タイプ)
    頭の中にカメラを持っていて、記憶するときは写真のようにして記録してしまう能力。芸術家に多い。

    視覚優位者(三次元映像タイプ)
    写真として記録するというよりは対象を立体的にとらえる能力。建築家などに適正あり。

    言語優位者(言語映像タイプ)
    イメージを言葉に置き換える能力。感覚と論理がバランスよくつかわれている感じ。コピーライターなどに適正あり。

    言語優位者(言語抽象タイプ)
    言語を通して事象を抽象的にとらえる能力。言葉、文字、数字、図などに強い。一般的な受験の問題はこれを測る特性があるため、これに優れたタイプが多い。

    聴覚優位者(聴覚言語タイプ)
    音で聞いて言葉のイメージをとらえる能力。弁護士、アナウンサーなどに適正あり。

    聴覚優位者(聴覚&音タイプ)
    「音」自体の認識に強いタイプ。音を覚えるのが早く、音感がいい。音楽家などに適正あり。

    おおきくざっくりとこれらに分類し、いわゆる知能検査がはかろうとしていることやそれらと認知特性との関連なども書かれている。

    これらが一般的かはわからないけど知能を定義、分類して特徴を捉える、どういった能力が足りていて、どういった能力が不足しているのか、という考え方は参考になった。

  • この本を読む目的は、「認知特性」という自分の特性(強み)を知るためです。
    この本には、認知特性を知るためのテストが書かれています。テストに答え自分の認知特性を知った上で、
    ・特性に依ってどのような違いがあるのか?
    ・特性に依ってどのような仕事に向いているか?
    ・特性を伸ばすことはできるのか?
    と理解を深める構成になっている。

    自分の特性がわかれば、その項目を重点的に読むことで活用できるだろう。
    しかし私は、困ったことに「バランス型」という、特別強みのないタイプだった。(テストの結果に依ってはこういうこともあります。)
    バランス型の活かし方は、私は1階読んだだけでは理解できませんでした。再度読んでみようと思う。

    私は、特性(強み)を知ることは、目的実現までのスピードを早めると考えています。だから一度、自分の特性を知ってみてもいいのではないでしょうか?
    そして、バランス型の活かし方がわかりましたら、個人的に教えてほしいです^^

  • 「頭の良さテスト」というよりは、「偏りのテスト」。視覚・聴覚・文章能力の3つの能力のうち、どれが高くてどれが低いのかが分かります。わたしは文章能力の方に偏っていました。いろいろと腑に落ちることがあり、面白かったです。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「腑に落ちることがあり」
      へー
      面白そうと思いつつ、読んでません。図書館に予約しようかな、、、
      「腑に落ちることがあり」
      へー
      面白そうと思いつつ、読んでません。図書館に予約しようかな、、、
      2014/04/17
  • 認知の得意不得意は人それぞれ異なることを知ることができる本。
    (聴覚認知が優れていればリスニングや音読が効果的だし、視覚認知が優れていれば図や写真を見たり絵でまとめたりすることが効果的だったりするらしい。)

    私は難解な洋画を見るとき、日本語吹き替え版よりも字幕版の方が分かりやすく感じる。音声より文字の方が認識しやすいということだ。
    しかし他方で、英単語は音読で覚えたし、歌うことも好きだ。

    また、地図上で自分の位置を立体的に把握するのは苦手だが、絵を書く際、立体的なイメージを頭の中でくるくる回転させることは得意である。

    結論を言えば、聴覚優位、視覚優位などといったように、それほど簡単には自分のことを分類できはしない。
    しかし、自分の得意不得意を考える良いきっかけを与えてくれるし、新しい視点を見つけてくれる本ではある。

    あまり気に入らないのは、煽り気味なこの本のタイトルのセンスである。内容はタイトルの何倍もまともであった。

  • 認知の仕方にもタイプがあることがわかり、面白かった。
    家族との噛み合わない記憶の理由がわかった気がする。
    覚え方などが具体的に載っていて参考になった。

  • 認知は外からの情報をインプットする機能なので、そこに違いがあると考え方や行動に大きな差が出るって、ホントそうだと思うし、人間の多様性の根源だと思う。AIってどうなんだろう?インプットが同じならアウトプットも同じなのかな?

  • 2017.12.29読了

    自分は何が得意で何が苦手か。それがわかっていると、闇雲に頑張るのではなく、苦手を克服するためのピンポイントで工夫することができる。
    学生時代にそれを知っていたら、もう少し楽しく生きられたかな。
    ただ、その工夫の仕方を教えてもらえたらな、とおもいました。

  • 頭の良さについて、新基軸を与えている。このテストの実効性がいいとして、目新しいので面白い。

  • この本は自分の「認知特性」を知ることで「頭のいい人」になるためのカギを得ることを狙った本です。

    本書において著者は「頭のいい人」を「一人ひとりに生まれながらに備わっている資質や能力を最大限に活用できる人」と定義し、そのようになるために「認知特性」を知ることがカギとなると述べています。

    この認知特性ですが、「外界からの情報を頭の中で理解したり、整理したり、記憶したり、表現したりする方法」と説明されており、大きく視覚、言語、聴覚優位の3タイプがあります。

    より具体的には
    1.写真タイプ
    2.三次元映像タイプ
    3.言語映像タイプ
    4.言語抽象タイプ
    5.聴覚言語タイプ
    6.聴覚&音タイプ
    の6つに分かれます。

    そして、このタイプを判断する問診も用意されているので、自分がどの特性が強いかを知ることができます。

    個人的には、診断結果を受けて、確かにそうだと思う割合の方が多かったです。ただ、それを踏まえてどう活かしていくべきかといった説明の部分があっさりしていた印象です。

    自分の認知特性を知り、今後の行動に活かしたい方にはオススメだと思います。


    PS

    ちなみに私は
    1.写真タイプ
    2.三次元映像タイプ
    4.言語抽象タイプ
    の特性が強くでました。

    インプットに関する説明は結構納得がいきましたが、絵を描くのが得意、というアウトプットに関する説明は、現状絵をうまく描けないので眉唾でした。

    これを機に改めて絵を描いてみたいと思います。

  • 自分は視覚優位なのだと自覚できた。カツオの絵は思い浮かべることができるが絵が下手すぎて描けない。
    あと最近行っている英語学習の影響か比較的低めだと思っていた言語抽象や聴覚がそうでもないことに気がついた。

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