セイバーメトリクスの落とし穴 (光文社新書)

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  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334044015

感想・レビュー・書評

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  • MLBの選手の名前は聞いたことがあっても実際にどんな選手かよく分からなかったけど、この本を読んでこの選手のここが凄いというのが少し分かった。実際にプレーしてる映像を見てみたくなった。
    NPBについても深く書かれておりファンである自分も知らないことがたくさんあった。
    1度読んだだけでは頭に内容が入ってない部分もあるので何度も読んでみようと思った。

  • かなり細かく分析されていて途中難しく感じるところもあったけど、なんとか読了。
    久保康友のクイックの話が一番興味深かった。
    あと栗山監督評。

  • 春から鞄に入れて、空き時間に読んでいたのですがなかなか読み進めることができませんでしたが、本日夏の高校野球、ベスト8の試合を見ながらようやく読了。
    twitterを通じて、趣味の野球についてつぶやいていた著者(お股ニキ @omatacom さん)が、あのダルビッシュ有さんとtwitterを通じてつながることになり、そしてついにはこの著書の出版に至るというサクセスストーリーも実に面白いですが、本の中身も私のように野球自体をよく理解していないものにとっても楽しむことのできる一冊でした。

    ビッチング論、バッティング論、キャッチャー論等の章については、さすがに野球の知識がないと理解が難しいと思いますが、後半の球団経営・補強論や野球文化論については、野球に限定せず幅広い分野で適用可能なエッセンスを感じることができました。

    具体的には、
    正解のコモディティ化(p.29)
    盗塁阻止に関する捕手以外(=投手側)の要素(pp.57-59)
    野村監督の「勘」にまつわる名言(p.183)
    セイバー論者(p.217)
    勝つためには一度勝つ必要がある(p.280)
    (書名にも通じる)セイバーメトリクスの落とし穴(pp.282-284)
    合成の誤謬(p.323)
    あたりの記述で、それらを感じることができました。

    p.341の著者のお母さまのエピソードに関しては、私の場合は全く逆の結果となってしまいました。まさか最後にこのようなエピソードが出てくるとは驚きでした。
    付箋は多めの29枚付きました。

  • 野球観るならこれを読め。マジで。

  • 分量が多くて時間はかかったが読了。非常に深い考察でプロ野球ファンならとても面白い内容。

  • 野球好きは必読。野球観がまた深くなる。

    動かすボールの大切さが分かる内容だったが、理想的なピッチャーがヤクルトにいなくね?って思った。

  • よくここまで詳しく野球を見ることができますね、と感心。

  • 常識や慣習に囚われず、論理的統計的に野球を分析していく。他方、データ重視やビジネスライクの考え方にも一石を投じる。野球ファン必読の書。
    古今東西の野球選手を通じて、現在から将来の野球を予想する。
    なお、注の選手評釈もプロ野球選手カードのようで面白い。

  • 読み終わって、これまでとまた違う観点から野球が楽しめそうと感じた。F個人的に一番楽しめたのはピッチングの章。この本の終盤にも出ているが、自分もパワプロで変化球の軌道をイメージしていた人間なので、ある意味目からウロコな話題だった。Twitterアカウントも見てみようと思う。

  • 東2法経図・6F開架:B1/10/995/K

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著者プロフィール

様々なデータ分析や鋭い視点と感性に基づき、ツイッター上で新しい野球の見方を提供する“プロウト(プロの素人)”評論家。ツイッターで知り合ったダルビッシュ有投手がその眼力を認めたことで火がつき、初めての著書の『セイバーメトリクスの落とし穴マネー・ボールを超える野球論』(光文社新書)はベストセラーに。ダルビッシュ有投手に教えた魔球「お股ツーシーム」は、多くのスポーツ紙やヤフーニュースなどで取り上げられ、大きな話題となった。現在では、現役プロ野球選手にアドバイスすることもあり、選手から絶大な信頼を得ている。

「2020年 『データ全分析 ダルビッシュ最強投手論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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