遣手―吉原裏同心(六) (光文社時代小説文庫)

著者 :
  • 光文社
3.63
  • (8)
  • (33)
  • (34)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 305
感想 : 22
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334739478

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 今回は陰謀はあっさり目で、吉原の重鎮たちの人情あふれる信州旅行がメインでした。
    油屋の五郎蔵はなかなか魅力のある人物なので、この先どこかで再登場しないかな。

  • 佐伯泰英の小説は言葉や漢字の勉強になる。また、吉原裏同心では幹次郎が「姉様には披露できぬ」と言いながら作る腰折れが興を添える。信州への旅中での事件。

  • ラストで

  • 久々読む吉原裏同心6巻。
    過去のレビューみたら去年の春で止まってたのね…
    読んでいくうちに思い出したw
    そんなこんなで幹次郎安定のかっこよさ。
    今回は吉原の事件はもちろん
    実の息子に殺されてしまったおしまの
    遺言書通りに生まれ故郷の
    信濃国松代領内へ遺産の一部を持っていく旅がメイン。
    まぁもちろん会所の面々と一緒だから
    のんびりゆらりと思いきや
    親族の遺産争い…
    いつの時代もあるよなぁ。と。
    嫁の汀女の出番、吉原の遊女の出番はやや少ないけど
    これはこれでよし。

  • 11月-9。3.0点。
    裏同心第六弾。
    二百両貯め込んで、殺害された遣手の女。
    弔いのため、会所トップと幹次郎、遣手のいた楼の主人で
    信州へ旅。旅先でもいろいろあり。
    次作も期待。

  • 今回は遣手が殺され、その犯人探しから始まり、遣手の故郷までなんと妓楼の主と四郎兵衛とともに主人公も旅立ちます。
    お金が絡むとどうしてもひと騒動。
    それにしても随分と昔の逆恨みをぶつける輩に付け狙われる旅は、それだけで疲れそう。
    普段あれだけ事件続きなのに、四郎兵衛と幹次郎がいなくても何とかなるものなのかとちょっと思いましたけどね。そこは会所の皆さまが頑張ったと思いましょうか。

  • 吉原裏同心(六)

    やり手のおしまの殺人にからむ話。
    信濃までの旅。

  • 遣手おしまが殺された。四郎兵衛と妓楼の主人が、おしまの故郷・信州へ遺髪を届ける旅に幹次郞も同行する。

    今回も行く先々で事件が起こるのはお約束。15年も前の恨み、おしまの遺産分けの親族のトラブルなど、飽きさせません。

    バッサバッサと斬りまくるシーンはなかなか慣れませんが、幹どのと汀女の仲睦まじさが清涼剤です。

  • 読了

  • 遣り手のおしまさんの、遺髪をもって 姥捨まで 旅をする。
    松本や麻績など知ってる 地名も出てきて 楽しかった(*^^*)

    しかし・・・人ってどこで 怨みかっているか わからないデスネ
    ちょっと 怖かったです(×_×)

全22件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

佐伯 泰英(さえき やすひで)
1942年福岡県北九州市八幡西区生まれの小説家、写真家。日本大学藝術学部映画学科卒。当初は冒険小説や国際謀略小説を中心としたミステリー小説を執筆していたがヒットに恵まれず、編集者からの勧告に従って時代小説家に転身。初の書き下ろし時代小説『瑠璃の寺』がヒットし、以後作家活動は軌道に乗っていった。
代表作として、『陽炎の辻〜居眠り磐音 江戸双紙〜』のタイトルでドラマ化された『居眠り磐音 江戸双紙』シリーズ、『吉原裏同心』シリーズなど。

佐伯泰英の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×