高慢と偏見 (上) (光文社古典新訳文庫 Aオ 1-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (359ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334752408

感想・レビュー・書評

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  • ちくま文庫の上下巻を読んでからずっと
    「高慢と偏見」は大好きで、
    本屋をブラブラしている時にこの
    新訳シリーズで出ているのを見つけて思わず
    買ってしまいました。

    一つの話を、違う役で読み直すことは初めてなので、
    ちくま版では無かった発見
    (「あのセリフにはこんな意味がこめられてたのか~」
    と分かるように書かれていることが多かったので)などがあったり

    登場人物に対する見方や雰囲気が変わったりして、
    訳によって結構変わるなあ、何か面白いなあと思いました。

  • 最悪な第一印象をぬぐいさることができるか。

    やはり古典として読み継がれる話は面白い。これは結構軽いというか、あっさりと読める。『ブリジット・ジョーンズの日記』にも翻案されたように、現代にも通じる話だからか。

    恋に夢中なダーシーがなんだかかわいい。ミセス・ベネットがとてもめんどくさい。

  • こんなに素敵なお話だったとは!
    もっと早くに読めばよかった。
    夢中で読みました。
    当時のイギリスの風俗も興味深いですが、エリザベスとダーシーのすれ違いながらも惹かれてあっていく様子に本当に胸がキュンとしました。
    頭がきれて人よりも色んなことを察知する二人だからこそのすれ違いが可愛くて切ないんです。
    エリザベスとダーシーの恋以外にも、ジェインとビングリー、リディアとウィッカム、コリンズとシャーロットの恋(?)も面白いです。
    様々で。
    打算的な恋や純粋すぎて面白くない恋もあるけれども、そういう恋を描いているところも好きです。

  • 新訳で、ぐっと読みやすくなった。
    途中で挫折するくらいなら、新訳大賛成。
    やっぱり、”ミスター・ダーシー”って言わないと。

    映画「ブリジット・ジョーンズの日記」は、BBCがこの本をドラマ化した際、コリン・ファースが演じたミスター・ダーシーをもとに作られたとのこと。
    それを聞いてから読んだので、もうすっかりコリン・ファースのイメージで・・・。

    そして、もう一回、映画「ジェイン・オースティンの読書会」を見てみる!

  • やばい、面白い。早く下巻が読みたい

  • 以前、院の先生に授業でお薦めされてました。
    さすが先生。面白いー。
    少女小説の最上級版って感じ?(褒めています)
    身内のマイナス面をどろどろとかつシビアに描くところがいい。
    オースティンすごいやー
    下巻も読みましたよ。

  • 5月に入って5冊目。今年に入って59冊目。

    映画「プライドと偏見」を見て、原作を読んでみようかなーと思い、手に取ってみた。長いね。上巻しかまだ読んでないけど、それでも映画と違うところがあって面白かった。また、文章を読んで、あの映画は結構本の雰囲気、特にミスタ・ダーシーのそれが出ているなーと思った。

    「ミスター」ってもう書かないのか・・・。

  • 人生が、お金と恋愛に収斂していて羨ましい。
    とも言い切れないか、それなりにたいへんそうだ。
    小尾さんも、もう80歳なんですねー。

  • 映画「プライドと偏見」の原作であり、新訳。
    この本を手に取り、原作が古典的な物語であると知った。
    映画自体もうあまり覚えていないため、比較とかもできないけれども。
    身分の違う男女の恋物語。もっと綺麗な物語かと思っていたら、
    皮肉交じりがすごい。
    主人公の女性の偏見が激しい。もう非難轟々。
    やや読みにくさはある。原作を生かしてか...。

  • 読みやすい訳。
    高慢と自尊心は違うの思うのだけれど、まだ読んでいてもよくわからない。
    エリザベスは想像していたよりも嫌なやつに思えてきた。
    はやく続きを読まなければ!

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著者プロフィール

ジェイン・オースティン(Jane Austen)
1775年生まれ。イギリスの小説家。
作品に、『分別と多感』、『高慢と偏見』、『エマ』、『マンスフィールド・パーク』、『ノーサンガー・アビー』、『説得されて』など。
1817年没。

「2019年 『説得されて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

ジェイン・オースティンの作品

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