戦争と平和4 (光文社古典新訳文庫 Aト 3-10)

  • 光文社
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  • Amazon.co.jp ・本 (577ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334754389

感想・レビュー・書評

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  • 文学と歴史の板挟みにあった人間がどう手探りしたか,を知る上では参考になる作品だと思う。当時のロシアの貴族社会,フランスとの距離感,ナポレオン戦争の詳細など。

  • この巻では、いよいよナポレオンがロシア本土に遠征し、領主たちの東方への避難や、ロシア軍とフランス軍の戦闘の様子が描かれる。
    砲弾が降り注ぐ激戦の中で、人間が感じる死への恐怖や負傷の痛み、或いは実在の人物であるナポレオンの戦場での心境など、非常に読み応えがあった。

    さらにここに至って、従来になく作者の歴史観と戦争観が語られている。
    その一つが、戦争についての自らの持論をアンドレイ公爵に語らせた場面。
    それは「捕虜は取らずに殺害すべきだ」という暴力的な主張に始まるが、その理由は、戦争をルールあるゲームにしてしまうから容易に戦争が開始される、もし皆が命を落とすことになれば、相当の理由がない限りは戦争にならないだろうが、しかし今のようなルールに守られた戦争は、軽薄な軍人のおもちゃになってしまう、というものだ。

    自分も、前線で命を掛けた戦闘が繰り広げられる最中に、上層部では温かく安全な部屋で敵国同士の交渉が持たれる、ということには違和感を感じるので、この言葉に大きく頷かされた。
    主張された通り、戦争はルールあるゲームでありごく一部の人間の道具に過ぎない。
    この主張を言わせるためにこそ、この小説全体が存在している、と言っても言い過ぎではない言葉の一つではないかと感じた。

    巻の前半のナターシャの贖罪の記述も、祈りの持つ力がよく伝わり心が洗われた。
    読書を通してそのような体験ができる作品は貴重である。

  • 第3部第1~2編を収録。ついにモスクワに迫るナポレオン軍――ロシアの一大危難に立ち向かう人々を描く。

    軍務に復帰したアンドレイは、悲しみと憎しみのためか、例の「空」のことも自由を満喫した生活のことも忘れていく。多言語が入り交じる軍務会議のなかで、「戦争の科学」など存在しないという結論に達するのは作者の信念でもあるのだろうか。いっぽうで父との軋轢が重なるマリヤは、それでも許しと信仰を兄に主張する。言動がひどい父親も決して悪人というわけではなく、この家族は本当にせつない。

    黙示録の獣の数字とナポレオンの関係は知らなかった。ピエールがそれを自分に当てはめるのはさすがにこじつけすぎて笑ってしまう。その妙な使命感から危険をかえりみず戦場を見学しに行くという奇行は、本人は真剣なのだが、どこかユーモラスに思える。

    肉体と精神の危機を乗り越えたナターシャは、幼さが消えて魅力的な女性として成長したと思う。心の流れが鮮明に描かれてきたせいだろうか、これが文章で伝わってくるのがすごい。

    人間が自発的だと思ってする行動はすべて必然的な歴史の道具であるというトルストイの運命論と、ボロジノ会戦におけるナポレオンの様子は、そのヒーローとしての幻影を打ち砕くものだ。そして迫るフランス軍と逃げていく住民の混乱と喧騒の描写は、日常から最初の砲撃、焼かれていく町の姿など、リアルで恐ろしい。そんななかで、儚げなロマンスがいくつか発生するのが見どころ。

    終盤、負傷したアンドレイが愛と許しに目覚めるシーンが圧巻。オードリー・ヘップバーン主演の同名アメリカ映画を観たことがあるが、こうした部分はどうしても映像では伝わらないので、興味のある人はぜひ原作小説を読んでほしい。

  • 物語も後半に入ってきた。ナポレオンがついに動き始めてあっという間にモスクワに迫り、ピエールは戦場に向かい、アンドレイはナターシャとの婚約を破棄する。彼ら彼女らの運命も気になるところだが、個人的には物語の本筋よりも、本巻から地の文でトルストイの戦争に対する思いが徐々に述べられ始めているのが大きな特徴であるように思う。初読時はまあこういう趣向があってもいいかな程度に考えていたのだが・・・。

  • 2022/01/14

  • ナポレオンによる、ロシアへの侵攻の場面が語られている。宮廷貴族の状況、攻め込まれたロシア地域の状況、決戦地での戦闘の状況が、丁寧に描かれており、興味深く読み進められた。戦場の地図もあり、物語のイメージがわきやすい。

    「戦争においてはどんなに深く考察された計画も何の意味も持たず、すべては不意の、予測不可能な敵の動きにどう対応するかにかかっており、戦闘の全体がいかに、誰によってリードされるかにかかっているのである」p86
    「結果がどう転がろうが必ず「俺はすでにあの時に、こんなふうになると言ったんだ」という者たちが現れる」p215
    「(略奪禁止命令)そうした案件はすべて火にくべたまえ。(味方が)麦を刈ろうが薪を燃やそうが、かまうんじゃない。私はそういう命令は出さんし、赦そうとも思わんが、賠償金を取ることはできん。そういうことは、なしでは済まないんだ」p366
    「チェスの場合、ナイトは常にポーンより強いし、ポーンが2つなら1つよりも強いに決まっている。ところが戦争では1個大隊が1個師団よりも強力なこともあれば、また1個中隊よりも劣ることもある」p445
    「お嬢様は仔牛が殺されるのを見ると気分が悪くなる。優しさのあまり血を見ることができないというわけだが、そのお嬢様が、同じ仔牛の肉にソースを付けておいしく召し上がるのだ」p451

  • 『戦争と平和4』のあらすじ

    【戦争】4⃣
    ■近況………トラファルガー海戦で敗れたナポレオンは大陸封鎖令を発してイギリス・ヨーロッパ間の貿易を全面的に禁止する。今度は経済的にイギリスを追い詰めようというのだ。しかし産業革命を成功させたイギリスの工業製品目当てに各国では大陸封鎖令違反が横行、ロシアもそんな国のひとつだった。ナポレオンは露仏間では講和が交わされているにも関わらず、ロシアに対する制裁の意味でアレクサンドル皇帝と姻戚関係にあるオルデンブルク公国を併合する。またロシアの方も、ナポレオンがオーストリアを攻めた際フランス軍に協力しなければならなかったのに見て見ぬふりをする。こうしてロシアとナポレオンの関係は悪化の一途をたどる。一方ナポレオンの人気と勢いは止めようがなく東へとどんどん軍を進めてきて、両者間の衝突は時間の問題となる。ナポレオンを迎え撃たんとするロシア軍の大本営では、アレクサンドル皇帝を前にソリの合わない各国の将軍たちが侃々諤々、終わりのない鳩首会議を続けるのであった。
    ■”禿山”にいるアンドレイはナターシャとの婚約破棄の一件から厭世観にとりつかれ、再びニヒリストに逆戻り。一方彼の変人の父ボルコンスキー老侯爵はあいかわらずマドモアゼル・ブリエンヌを猫かわいがりにかわいがり実の娘マリアを虐げ続けている。アンドレイはそんな父に生まれて初めて反抗的な態度を見せ、マドモアゼル・プリエンヌをこきおろしてそのまま”禿山”を出る。今のアンドレイの視線の先にあるのはペテルベルグの部隊にいるという、ナターシャを誘惑した悪党アナトール。あの憎っくきアナトールに決闘を吹っかけて決着を付けない限りは腹の虫が治まらないのだ。しかし到着してみるとアナトールはまた別の部隊へと転出していた。アンドレイも軍務に復帰し場所を移しながらアナトールとの距離を詰める。
    ■戦場のニコライはオストロヴナの戦いにおける勇敢な行動によって武勲を立てる。そんなニコライに両親からまたしても帰郷を望む手紙が届く。が、そんなのはうっちゃっておいて……ニコライはただナターシャの快癒を願い、ソフィアに”戦争が終わったら君の元に駆けつける”とだけ手紙を書いた。

    【平和】5⃣
    ■上申を聞き入れモスクワへと還御したアレクサンドル皇帝は、来るべき決戦に備え、詔勅文を発布して国民を奮い立たせる。そんな皇帝を人びとは熱狂的に支持し、ひと目その姿を拝まんとクレムリンに押し寄せる。教会では信者たちによる熱烈な護国の祈りが神に捧げられる。ロストフ家では末っ子のペーチャ(15)までもが戦争熱に取りつかれ、いてもたってもいられず義勇軍に志願する。ピエールも勢いに載せられ、千人もの義勇兵とその経費を提供することを宣言する。
    ■ナターシャは徐々に健康と美しさを取り戻し、その唇には快活な歌声さえ戻ってきた。それにしても彼女の回復にもっとも尽力したピエールが抱く熱い想いには、ナターシャの考えは至らないのであった。成就するはずのない恋に苦しむピエールは皇帝の詔勅文とニコライからの手紙をロストフ家に届けた後、もう二度とこの邸の敷居を跨がないと心に決める。

    【戦争】5⃣
    ■フランス連合軍はついにネマン川を越えてモスクワに照準を定めた。ところで例の”禿山”はその進軍の途上に位置している。危険を察知したアンドレイは、父親である変人ボルコンスキー老侯爵に今すぐ邸を捨ててモスクワに避難するよう手紙を書く。しかし今やボルコンスキー老侯爵は変人という土台の上に痴呆まで追加されており、進言する家族に向かってタワごとを弄して当たり散らす。とりあえず邸の管理人アルパートィチ老人はスモレンスクまで馬を飛ばして現状を確認しにいくのだが、当地に着いたときはまだ銃声が散発的に聞こえていただけだったのが、あれよあれよという間に砲弾が飛び交うような事態になる。その時思いがけなく声をかけてきたのがアンドレイ本人で、アルパートィチ老人は早急にボルコンスキーの家人をモスクワに退去させるよう重々言い含められたうえで、命からがら”禿山”の邸に逃げ帰る。
    ■アルパートィチ老人の報告を受けた変人で痴呆のボルコンスキー老侯爵は逃げ出すどころか、逆に軍服で身を固めるや、義勇軍を結成せんがため勇んで邸を飛び出した。が、言わんこっちゃない、たちまち脳卒中の発作に襲われ卒倒、邸に再び担ぎ込まれる。アンドレイの幼い息子ニコライだけはモスクワに向けて送り出される。が、変人・痴呆で全身不随になったボルコンスキー老伯爵とマリアとマドモアゼル・ブリエンヌの三人はとりあえず近くの、アンドレイの地所があるボグチャロヴォ村に避難する。やがて、変人・痴呆で全身不随になったボルコンスキー老伯爵は回らない舌でマリアに懺悔して、「ありがとう…むすめよ、いい子だ…なにもかも、なにもかも…ゆるしてくれ…ありがとう…ゆるしてくれ…ありがとう…」。そして息を引き取る。……それはともかく今やフランス軍は目前に迫っている。マリアは馬車を仕立てて一刻も早くモスクワへ発とうとするのだが、なんとマドモアゼル・ブリエンヌもアンドレイの農奴たちさえもマリアに反旗を翻して全く協力しようとしない。戦争の現状を知らずフェイクニュースに踊らされた彼らは逆にフランス連合軍の到来を心待ちにし、あろうことかマリアを軟禁状態にさえする(フランス連合軍に対する一抹の不安から、彼女をなんらかの切り札として取っておこうと思っているのか?)。そこへ、ボグチャロヴォ村がアンドレイの地所であることなど露知らないニコライたちが、馬のための乾草を調達しに偶然立ち寄る。アルパートィチ老人は千載一遇のチャンスとばかりニコライに駆け寄り現状を説明して窮状を訴える。話を最後まで聞かないうちからニコライの怒りは沸点に。農奴たちがその主人であるボルコンスキー令嬢の命令に背き、しかもこんな危険な戦場に閉じ込めて逃がさないなどまさに言語道断。怒号一声、ニコライは震えあがった農奴たちにたちまち馬車を用意させ、礼を尽くしたうえでマリアを送り出す。そんなニコライの正義感、行動力、紳士的な態度に一瞬にして恋に落ちたマリア。一方、健気で嘘がなく、しかも巨万の富を受け継いだばかりのマリアにニコライも強く惹かれる。
    ■アウステルリッツの戦いで敗れたクトゥーゾフが総司令官として返り咲いた。クトゥーゾフはさっそくアンドレイを呼んで直属の部下になるよう勧める。が、アンドレイは現在の連隊にとどまる方を選ぶ。クトゥーゾフの元にはデニーソフも駆けつけ、自分で考え出したというパルチザン作戦を自信満々に披露する。
    ■モスクワではピエールの義勇兵チームにペーチャが編入されてくる。相変わらずだったサロン(そこでは全てが筒抜けで、ピエールの片恋はもちろんのこと、どこから仕入れたのかニコライとマリアの出会いなど口さがない女たちがかまびすしく噂しあっていた)も解散。モスクワに到着したばかりのマリアも含めて、皆モスクワからさっさと他所へ避難していった。ピエールもモスクワを後にする。しかし彼が向かったのは逆方向。すなわちフランス連合軍とロシア軍との激戦地ポロジノを目指して馬を走らせたのだった。
    ■シェワルジノの角面堡は戦闘の末すでにフランス連合軍の手に落ちていた。会戦直前のポロジノに着いたピエールはひとりだけ平服のまま、堡塁や大砲や塹壕や兵隊たちのあいだをウロチョロしながら物珍しそうにあちこちを見て回る。最初は邪魔者扱いしていた兵隊たちも、次第に面白がりだしてピエールは人気者となる。ピエールはそこでボリス、ドーロホフ、そしてアンドレイと再会する。アンドレイはピエールに、ニヒリストらしい自分なりの戦争論を開陳する。すなわち、戦争とは単なる大規模な殺人(あるいは略奪・破壊・スパイ)に過ぎない。だからそこには騎士道や法律や寛恕の精神など存在していないしあってはならない。また戦争の勝敗は、兵士ひとりひとりがどれだけ強い勝利への意思、死を恐れない勇気をもつかで決まる。だから指揮官の経験、その優劣や考え抜かれた作戦など何の役にも立たないのだと。
    ■1812年8月26日午前6時。ついにポロジノにおいて戦火の火ぶたが切って落とされた。
    フランス連合軍-兵士約13万人-大砲約600門。
    ロシア軍-兵士約12万人-大砲約600門。
    無数に飛び交う弾丸と砲弾。着弾の度に土煙が、砲火の度に煙幕が立ち込める。敵との接触による命を賭けた肉弾戦。爆音、怒号、断末魔の叫び声の中、血だまりに倒れる人、人、人。
    ピエールは煙の中から突然現れたフランス兵と一対一の死闘を演じて命からがら戦地を逃げ出す。
    アンドレイは腹に榴散弾の散弾を食らい倒れる。「いったいこれが死なのだろうか?」「だめだ、俺は死にたくない、俺は生を愛している、愛している、この草を、 土を、空気を……」。すぐに担架で野戦病院に運ばれ、麻酔なしの緊急手術となって激痛のあまり気絶する。アンドレイは再び目を覚ますのだが、意識がもうろうとする中、となりの簡易ベッドに目をやると片足を切断されて女のように泣きじゃくる兵士が横たわっている。そしてその男こそ誰あろう、ナターシャを誘惑した不倶戴天の敵アナトール・クラーギンであった。アンドレイはその瞬間この男との不思議な因縁に感心して、自分の子ども時代の愛に満ちた世界を、ナターシャを愛した幸せな日々を思い出し、憎っくきアナトールに対する同情心で胸がいっぱいになる。「同胞への、愛する者たちへの同情、愛、われわれを憎む者たちへの愛、敵への愛――そう、それこそまさに神が地上で説いた愛、妹のマリアが俺に教えようとして、俺が理解できなかった愛だ。まさにこの愛のために俺は命を失うことを惜しんだんだし、これこそが俺に残されたものなんだ。もしも生き残ったならば。だが今はもう手遅れだ。俺には分かっている!」
    ■激烈な戦闘は午後5時まで間断なく続き、戦場は敵味方の死体で覆いつくされた。
    ロシア軍の死者44,000人。ロシア軍は甚大な犠牲を払って抵抗の限りを尽くした。戦力を全て使い果たしもはややることがなくなってしまった。それでクトゥーゾフはモスクワに向けて撤退を始めた。モスクワを過ぎても撤退を続けた。すなわちそれは苦渋の末の選択からなどではなく、もう撤退するしかしょうがなかったからそうしただけだったのである。
    ■”――どうしていつものように簡単に敵を蹴散らすような戦い方ができない?――” 部隊は壊滅、戦死者がうなぎ上りに増える中、ナポレオンは戦場で初めて混乱し、焦り、判断を誤った。あと一押しのところで近衛兵を出し惜しんだのだ。フランス連合軍の死者33,000人。今回の遠征の端緒に60万人だった兵士が10万人にまで激減していた。しかし、もうモスクワに手が届くところまで来てしまっている。逆に引き返そうとしたならこの先何千キロもの復路が待っている。だからナポレオンはもう前に進むしかなかったのである………その先に何が待っているとしても。
    ■モスクワの一般人は財産を捨て、地所を捨て、モスクワを捨てた。これは軍の命令による最後の秘策”スキタイ式戦術”の実践などではなく、ただ、ナポレオンが攻めてきたから逃げだしただけのことだった。こうしてナポレオンがやっとの思いで手に入れることになるその都はその時、すでにからっぽの死んだ町になっていた。

  • 今回は戦いが多い。様々な人物の状況を書きながら、ボロジノでフランス軍とロシア軍が激突する。アンドレイはまたもや負傷している。
    解説にあるとおり、語り手がわりと強めに出てくる。戦争という大きな出来事には一人の人間が起こしたり、動かしたりするものではなく、その場にいる一人一人の行動の結果というような話は、なんとなく好きで物語の大きな流れを感じさせる。ラストはフランス軍が敗北のような書かれ方をしているが、これからモスクワが占領される流れのよう。続きが気になる。

  • 戦争の場面を中心に手に汗を握り、沈思黙考することが多くなる。

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著者プロフィール

一八二八年生まれ。一九一〇年没。一九世紀ロシア文学を代表する作家。「戦争と平和」「アンナ=カレーニナ」等の長編小説を発表。道徳的人道主義を説き、日本文学にも武者小路実らを通して多大な影響を与える。

「2004年 『新版 人生論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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