東京すみっこごはん レシピノートは永遠に (光文社文庫 な 41-5)

著者 :
  • 光文社
4.06
  • (66)
  • (102)
  • (43)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 817
感想 : 81
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (307ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334779160

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 岐阜聖徳学園大学図書館OPACへ→
    http://carin.shotoku.ac.jp/scripts/mgwms32.dll?MGWLPN=CARIN&wlapp=CARIN&WEBOPAC=LINK&ID=BB00608380

    高校三年の春、楓は悩み続けていた。あの時、一人の少年の希望を守れなかったことを……。失意に暮れ、卒業後の進路も定まらぬ中、ずっと二人で暮らしてきたおじいちゃんの身に異変が!? そして、すみっこごはんの常連たちにも決意の時が近付く。年齢も職業も異なる人々が集う“共同台所”が舞台の大人気シリーズ。それぞれの旅立ちがやさしく胸を打つ最終巻!(出版社HPより)

  • 激動の最終巻。

    それぞれの人生があって、交わる時もあれば、離れる時もある。
    広がりの感じられるラストでよかったです。

  • 読んでいて辛かった。自分の精神状態も良くない時にこの内容はしんどいと思い、途中で止めようかと思ったのですが……「自分の中で育つ」て言葉、良いですね。
    私だったら、とても耐えられないと思う。楓のようには振舞えない。いくら仲間がいても、信頼していても、やっぱりずっと一緒にいてくれるわけじゃないしなぁ、と思ってしまう。
    …それが現実って事なのか、私に人望がないからなのか、なんなのか。はてさて。
    齢とともに、随分と涙腺が緩みましたわ。
    電車の中で、泣きそうでした。
    登場人物みんな、ステキです。

全81件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1975年青森県生まれ。東京外国語大学卒業。『月だけが、私のしていることを見おろしていた。』で電撃小説大賞メディアワークス文庫賞を受賞し作家デビュー。シリーズに『東京すみっこごはん』『今日は心のおそうじ日和』がある。著書に『ベンチウォーマーズ』『ハレのヒ食堂の朝ごはん』『坊さんのくるぶし 鎌倉三光寺の諸行無常な日常』『世はすべて美しい織物』『時かけラジオ 鎌倉なみおとFMの奇跡』『いつかみんなGを殺す』などがある。

「2023年 『月はまた昇る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

成田名璃子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×