シャルロットの憂鬱

著者 :
  • 光文社
3.63
  • (54)
  • (159)
  • (171)
  • (12)
  • (2)
本棚登録 : 1008
感想 : 157
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784334911270

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • シャルロットかわいい。

    犬飼いたくなる


  • 犬を飼ったことのない若い夫婦のもとにやってきた雌のジャーマンシェパードの物語。賢くおとなしい元警察犬で飼い主を助けるのが可愛らしい。ほっこりする小説かなと思ったら結構トラブル系も多かった。私も犬を飼ったことはないけど飼い主同士や犬や動物同士の関係はこんな風なのかなと想像してしまいます。

  • シャルロットの憂鬱
    近藤史恵

    ✼••┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈••✼

    これ読んだら、わんこかにゃんこが飼いたくなる。シャルロットみたいな子は理想だけど、気まぐれにゃんこが大好きです。

    ☆シャルロットの憂鬱
    夫婦が飼い始めた元警察犬のジャーマン・シェパード、シャルロットは警察が苦手だった。もうそこからして可愛い。きっと厳しい毎日だったんだろうな。

    ☆シャルロットの友達
    チワワのミリーに噛まれたシャルロット。そしてミリーのところに行きたいとシャルロットに噛み付いた少女。2回も噛まれて大人しくしてるの偉い。小型犬がキャンキャン吠えてちょっとうるさいイメージは実際私の中にある。

    ☆シャルロットとボーイフレンド
    主人公が佐々木さんの旦那さんを初めから警戒してたけど、私的に警戒しすぎじゃない?って不自然だった。奥さんはもちろん3匹のハナコが迷惑してたのは事実だけど。シャルロットはハリスが他の雌に興味を示してたことをなかったことにする寛大なとこはあるけど、自分以外の子が家で飼われるのは反対なよう。

    ☆シャルロットと猫の集会
    シャルロットが意外に子猫好き。野良犬猫増えたら困るのは人間で、交通事故だって人間のせいだし、私はそれが極論とは思わない。地球は人間を中心に人間の良いように回ってる。チビ子改めアンジーは2話目の女の子の元へ。

    ☆シャルロットと猛犬
    土佐犬凛々しくて嫌いじゃないけど、闘犬として作られた犬だったのね。番犬としてではなく、赤ちゃんを××ために連れてこられた小夏。今は良い子みたいけど、大きくなったら獰猛になるんだろうか。

    ☆シャルロットのお留守番
    道幅が広くても、例えば歩道に植木鉢を置いてて割られても文句言えないと思うんだけどなぁ。シャルロットをハインリッヒと呼ぶ男の子。そそっかしすぎて色々心配だけど、犬をぎゅっと抱きしめて癒されるっていうコーピング的なことにちゃんと気付けるって大事。

    2022/11/14 読了(図書館)

  • 続編のアルバイトの方を先に読んでしまったので気になっていました。シャルロットの賢さ、可愛さがやっぱり際立つ一冊でした。

  • 特に犬好きな私でなくともきゅんとするワンちゃんシャルロットと子どものいない浩輔、真澄夫婦の日常に起こるささいな事件や出来事。
    元警察犬シャルロットが可愛いくて癒された。
    続編も楽しみ。

  • 面白くて一気に読んでしまった。
    犬を飼ってるから、共感する部分も沢山あったし、シャルロットちゃんが可愛い!
    サクサク読めるし、内容もとっても面白かった!

  • 可愛い!
    こんなワンちゃん飼いたくなる。
    昔飼ってた子たちが懐かしい…

  • この作品の続編『シャルロットのアルバイト』から読んでしまったが、こちらもとても良い。「シャルロットォォーー」と心の中で呼びながら読んでしまう。真澄さんとシャルロットの出会いの描写で鼻の奥がツンと来た。アルバイト…の方では もう子どもが居ない設定だったけれど家族が増えた続編がまた読みたいものだ。

  • シャルロットが可愛すぎる。

    先に新刊の方を読んでしまったので、
    気になって前作であるこの本も読みました。
    新作ではシニア犬になってしまったシャルロットだけど
    本作では元警察犬らしい賢さ有能さを見せながらも、
    茶目っ気たっぷりの姿があちこちで見れて、
    もう可愛くて可愛くて可愛くて辛抱たまらなかったー

    飼うなら断然猫!!な私でも
    シャルロットみたいな娘なら、犬飼いたいー
    犬と一緒に寝てみたいとさえ思ってしまいました。

    シャルロットが引き取られた経緯が経緯だけに
    なんともたまらない気持ちになるけど(特に5話目)、
    もうすっかりシャルロットは家族の一員。
    子どもが迎えられない代わりの存在ではなく
    「娘」だよなあと思った次第。

    シャルロットと暮らすことになった日常と
    その日々の中で巻き込まれるちょっとした事件と謎。
    生きものと一緒に暮らしていない人間が読んでも
    見悶えしたくなるほどのお話なので、
    犬の飼い主な方が読んだら、
    心中穏やかでいられなくなるんだろうな。

    私のお気に入りはさわちゃんが登場するお話と小夏。
    「シャルロットと猫の集会」は
    最後ちょっと泣いてしまった。

    待っていればまたシャルロットのお話が読めるのかな。
    期待して待ってます。

全157件中 71 - 80件を表示

著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

近藤史恵の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×