- Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
- / ISBN・EAN: 9784334927936
感想・レビュー・書評
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小泉八雲の怪談を下地に、現代へと舞台を変えた物語。
こういった、過去の名作からヒントを得てって作品はいくつか読んでるけど、本作はわたしにはいまいちだった。
やはり怪談にはこう、最後に背筋がすっと寒くなるような不思議な魅力がないと読後感がぼんやりとしてしまう。
これを機会に小泉八雲を読み返してみるのも面白いかもな〜と思えたことは収穫かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ラフカディオ・ハーンの怪談に触発して書かれたらしいが、著者のものとしては今一。舞台を現代に移し、内容もオリジナルとは少し違う。舞台を現代に移しているからか、あまり怖さを感じない。
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名作のリファイン。
「雪おんな」「ろくろ首」「むじな」「食人鬼」 「鏡と鐘」「耳なし芳一」とショートショートが続く。いずれもラストのキレが勝負の作品だが、さほどピリッとしないなぁ。ちょっと残念。個人的には鏡がいいなあ。 -
6編からなる短編集。昔話でなく、現代でいかにも、起こりそうな話です。いつ何時、怪談みたいなことに巻き込まれるかわかりません。
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最近、古典のリメイクが流行ってるの?
有名な怪談を現代風にアレンジした作品。アレンジっていうか、ほぼ殺人事件ミステリーっていうか、なんていうか。
柳さんの作品はやっぱりジョーカーゲームシリーズが好きです(´・ω・`) -
ホラー仕立てのミステリー。他のアンソロジーで読んだことのある「ろくろ首」だけは、ラストでぞっとさせられる。
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とりくみ自体はおもしろいと思うが、あんまりこわくなかった。
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☆2つ。小泉八雲の怪談をジョーカー・ゲームの柳広司がリメイクしたもの。
うーーーむ。普通に怪談にしてほしかった。同じテイストなら、東野圭吾の「ガリレオ」のほうがいいかな。 -
小泉八雲の「怪談」をモチーフにして綴られた短編集。
表題が「怪談」と付けるくらいならば、もう少し読後のゾクっとするような余韻を残す恐怖感が欲しい。