被災したあなたを助けるお金とくらしの話 増補版

著者 :
  • 弘文堂
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784335552069

作品紹介・あらすじ

防災バッグに必須の「ちしきの備え」決定版、法改正への対応とコロナ関連コラム7本追加でさらに充実!

 地震、津波、台風、豪雨、土砂崩れ…だれもが災害にあう日本列島。住宅ローンの支払いができない、通帳や印鑑をなくした、国や自治体の支援はあるのか、生活費がない、公共料金が支払えない、壊れた屋根が隣家に被害を与えトラブルに、相続や保険の手続が複雑でわからない──。途方に暮れ、絶望の淵にたつ被災者を助けるのは、あなたをひとりにしないための様々な法律と制度だったのです。
 本書は、各種の制度・支援の適用をうけるための手続きの仕方、公共料金や携帯料金、保険料の支払猶予や免除、相続の特例など様々な制度・支援の受け方や内容をはじめ、大災害の被災者にとって希望となる知識を親しみやすいイラストと語り口で解説する好評の一冊。そんな決定版が、法改正のフォローはもちろん7本のコラムと新規イラストの追加で、充実の増補版となりました。コラムで扱うのは、新型コロナウイルスのまん延によって生活に大きな影響をうけた方々への生活支援。そこには、大災害対応で得られた知見が多く活かされているのです。
 著者は、内閣府ほか公務員経験のある弁護士で法学博士。また東日本大震災後に4万件を超える被災者相談事例を分析した経験をもとに「災害復興法学」を創設したパイオニア。防災教育に関わる第一人者が、最も信頼できる情報を提供します。
 被災後の生活再建の大きな支えとなる「ちしきの備え」厳選30話。

感想・レビュー・書評

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  • 被災したあとに支援を受けられる制度についてまとめられた本。
    重要な情報ではあろうが、必ずしも被災する前から備えておかなくとも、被災してから調べても間に合いそうな話が多かった。

  • 防災の知識の備えとして
    国民共通の常識とし「知識の備え」をしてほしいと著者はいう。

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著者プロフィール

弁護士・博士(法学)・気象予報士・マンション管理士・ファイナンシャルプランナー(AFP)・医療経営士・防災士。銀座パートナーズ法律事務所。
1979年生まれ。神奈川県鎌倉市出身。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。2003年弁護士登録。
内閣府行政刷新会議事務局上席政策調査員として出向中に東日本大震災が発生。日弁連災害対策本部室長を兼任し復興政策に関与。経験をもとに「災害復興法学」を創設。岩手大学地域防災研究センター客員教授。北海道大学公共政策学研究センター上席研究員。人と防災未来センター特別研究調査員。慶應義塾大学・青山学院大学・日本福祉大学・長岡技術科学大学・神戸市看護大学等で災害復興法学の関連講座を開設。中央大学大学院公共政策研究科客員教授や文部科学省原子力損害賠償紛争解決センター総括主任調査官も務めた。内閣府をはじめ国や地方公共団体等の公職多数。若者力大賞ユースリーダー支援賞。日本公共政策学会奨励賞。2017年に新潟大学大学院現代社会文化研究科にて「災害復興法学」に関する論文で博士(法学)を取得。

「2023年 『災害復興法学Ⅲ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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