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  • Amazon.co.jp ・本 (552ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784336075376

作品紹介・あらすじ

吉田健一、万華鏡。文明、言葉、近代、酒肴酒、文学的交遊……19人の気鋭の執筆者が、最後の文士・吉田健一の新世界を乱反射。《目次》序文  川本直【Ⅰ.文明】宗教と世俗の歴史から見た人新世の吉田健一  伊達聖伸ヨオロッパの世紀末  佐藤亜紀 【Ⅱ.言葉】Queerly Native——奇妙にぺらぺら  大野露井静寂と響き——吉田健一に教へられた詩の世界  高遠弘美【Ⅲ.近代】吉田健一と近代  渡邊利道モダニズムの忘れもの  樫原辰郎【Ⅳ.酒肴酒】吉田健一と「飲む場所」——現実と夢幻を巡って  堀田隆大淡いを愛する  山﨑修平【Ⅴ.文学】〈芸術家としての批評家〉の誕生——『英国の文学』と『英国の近代文学』を読む  武田将明                     吉田健一と「社交」——G・L・ディキンソン、ヴァージニア・ウルフ、E・M・フォースター  小川公代                    大海蛇のうねり  小山太一小説家としての吉田健一  川本直【Ⅵ.文学的交遊録】石川淳と吉田健一——酒の友であり文学の友  渡邊利道小林秀雄と吉田健一——正面から来る近代と己に内在する近代  渡辺祐真福田恆存と吉田健一——『日本に就て』を肴に  浜崎洋介三島由紀夫と吉田健一——「絶交」物語再考  山中剛史澁澤龍彦と吉田健一——それぞれの島宇宙で  中西恭子【Ⅶ.吉田健一頌】ソネット  大塚健太郎英国人の見た吉田健一  礒崎純一回想の中の吉田健一  富士川義之あとがき  武田将明

著者プロフィール

1980年生まれ。文芸評論家。『新潮』『文學界』『文藝』などに寄稿。著書に『「男の娘」たち』(河出書房新社、二〇一四)がある。現在、フィルムアート社のWebマガジン「かみのたね」で『日記百景』連載中。

「2019年 『吉田健一ふたたび』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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