- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344037991
感想・レビュー・書評
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ちょっとした能力を持つ三兄弟。設定もぶっ飛んでるし、登場人物も謎が多すぎて、これは万城目さんの世界。少し読書から離れているけれど、著者の世界観に浸れるこの感覚はたまりません。ヒトコブラクダ層??とりあえず下巻へ。
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三つ子の梵天、梵人、梵地。 特殊な能力を持っている。 リムジンで表れた謎の女は? 3人の1番の望みは? なにこれ、 面白い。 三つ子の能力すごいし、 ライオンを連れてる女の人の青いコートは、毛皮じゃなくラピスラズリの繊維で作ったって どういう? 上巻は、445ページあるが、どんどん面白くなる。 すごすぎる! 万城目さんの話はファンタジーっていうことでいいですか?
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ここ最近の万城目さんの作品はどうもにも面白くなく今作も購入を迷ったけど、みなさんのレビューを見て購入。
そうそう!この三兄弟の軽快なトークとどんどん展開が不思議な方に惹き寄せられるこーゆーのを待っていた!!
なんだか怒涛の展開で勢いだけで読み進めると、途中あれ?と忘れてしまうけど、それでも面白い。 -
<有>
マキメこと万城目学の本はなかなか出ない。 調べると小説作品での前品『パーマネント神喜劇』は2017年の発刊なのだ。 万城目学筆不精なのである。いや筆遅症が正しいのか。まあ,どちらでも良い。
しかし余談だが足掛け4年もの間,新作を出さなくてもマキメほどの人気作家になればやってゆけるものなのだろうか。まあ,小説本だけが仕事ではないだろうし,過去の文庫になった作品達に増刷が掛かるたびに”印税”というものは入ってくるのであろが。それにしても4年は長いのである。
マキメ文学はやたらと字が多い。大きな特徴,会話文がほとんど無い。(=改行が少ない)にもかかわらずダラダラと長い作品にしたがる様子で,ⅠⅡ巻分冊の今作はページ上下左右のスキマを惜しんで目いっぱいに”字だらけ”なのである。ページをめくれる速度は頑張っても”ゆっくり”なのである。
僕個人的にはこういう作品は嫌いではないけれど,まあ書くの大変だろうなぁ。編集者も苦労が多いだろうな。よって従い,なかなか本にならないんだろうなぁ,と追い打ちをかける発言をここに残すw。すまぬ。さてⅡ巻へ。
(ここでⅠ,Ⅱ巻ではなく上,下巻であろうが,という疑問を読者諸兄はお持ちでしょうが,英語でのタイトルはⅠ,Ⅱなのだ。英語ににゃ”上下巻”と云う言葉が無いのか,それともマキメ含めて編集者たちの知識が無いのか。いや天下の幻冬舎にそんな落ち度はあるまいに,と僕もⅠⅡ缶を使ってみた。再びすまぬ。) -
久しぶりの万城目学の長編小説は、メソポタミア!?
離れた場所を投資できる長南、梵天
知らない言葉でも理解できる次男、梵地
三秒先を予測できる三男、梵人
榎土三兄弟は、その能力を使って貴金属泥棒を実行して大金を手に入れた。
その三兄弟の前にライオンを従えた謎の女が現れる。
突然の自衛隊入隊からの、PKO活動でイラクへ。
広報活動に駆り出されたと思えば、そのまま拉致されて砂漠のど真ん中へ。
ここはメソポタミアの失われた都市。
そこは砂漠の下にあった?
三兄弟は無事に帰ってこられるのか。
これは意味不明な良いほうの万城目ワールド。
下巻に期待。 -
まだどうなるかわからない。
下に入ってどうなっていくのかが楽しみ。
銀亀さんが個人的にあんまり好きではないな〜
職務遂行面では正しいけど、柔軟な対応してと思ってしまう -
まるでVRのような再現力ある文章。絵画を見てるように人物たちが動き回っている。すごく文章が洗練されているからだな、と思う。
日本からメソポタミアへ。義賊から自衛隊へ。縦横無尽に展開していくストーリー。
さすがだなって思った。エンターテイメントここにあり。 -
子供の頃に冒険小説や恐竜図鑑を読んで感じたワクワクドキドキを、ノスタルジィではなくほんとにそのまま感じられる小説でした。これは魂消た。