- Amazon.co.jp ・本 (448ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344037991
感想・レビュー・書評
-
2021 10/21
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
まだ話が見えてこんぞ。
-
梵天・梵地・梵人の三つ子の榎土三兄弟がもつ特殊能力と、ライオンおんなが糸を引く三兄弟それぞれの夢。
チグリス・ユーフラテスのメソポタミア文明と恐竜・・・、テンポのよい奇想天外の上巻を読み終えても、謎は深まるばかりで下巻が楽しみ。
この本のカバーは上下巻を並べて楽しみたい。
21-35 -
久しぶりにとても面白い!続きへ。
-
久々のマキメワールド全開やなあ。ほとんどどんな話か知らないままに読んだので、話が転がる、広がる。そうか、チグリス・ユーフラテスにシュメール人ね。頭がほとんど付いて行けてないが、後半が非常に楽しみ!!!
-
万城目さんの本はもしかしたら初めて読んだのかもしれない。タイトルではどんな話か予想できず、序盤もどう展開していくのか掴めず。でも後半からどんどんワクワク!話がテンポが良く進むので、一気に読んでしまった。下巻も楽しみ。
-
ものすんごく面白かった。めちゃくちゃ面白かった、もうツボもツボ、ドストライク。私の思う万城目本の面白さの1つに、設定が突拍子もないのに、なぜかすんなりと入り込める、というのがある。違和感がない、これが技量の素晴らしさかと感じるんだが、それが遺憾なく発揮されていた。今回の主役は異能力をもつ三つ子、彼らは3秒と呼ぶ、各人違う能力があるんだが、これを軸に話がはじまっていく。梵天(長男)は3秒間どこでも覗くことができる、梵地(次男)はどんな言葉でも理解することができる(そして年上の女性にもてる)、梵人(三男)は3秒先の未来が見える。たかが3秒、されど3秒、ものすごい可能性をひめた3秒の使い方がすばらしい。上巻は、伏線も多そうだが、伏線なのか、単なる設定なのか、ワクワクドキドキのスペクタキュラー。前半の日本でのクライムサスペンス、そしてロッキーや愛と青春の旅たちを思い出させる訓練シーン、王家の紋章に天は赤い河のほとり、そしてクトゥルフ神話、、いろんなものがてんこ盛り、それでいて非常にまとまっている。 西アジアに挑む、三つ子インディアナ・ジョーンズ的な面白さ。
-
上巻読了。
久々の万城目ワールド。ワクワクしながら読みました。
特殊能力を持つ三つ子の兄弟・梵天、梵地、梵人。彼らの前に、ライオンを連れた謎の女が現れてから、荒唐無稽すぎる、怒涛の展開が始まります。
化石発掘の山中から自衛隊、さらにPKO派遣からの砂漠の中の謎の古代都市(?)へ・・・予測不能のめくるめくジェットコースタースートーリーですごく楽しめますし、さらに恐竜やメソポタミア文明といった、ロマン要素も胸が躍ります。
個人的に大好きな内容なのですが、一つだけ言わせて頂くと、構成的に時間軸があちこちとぶのが、ちょっと“ん?”となってしまうので、そこだけが難ですね。
もう、続きが気になって仕方ないのですが、この時点でまだ下巻が届いておらず(返却期限ギリギリまで粘ったのに・・泣)、この興奮が冷めないうちに下巻が届く事を祈っております。 -
ワクワクする!
三兄弟の旅と夢はどのような結末を迎えるのか。下巻が楽しみ。