逆転正義

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344041554

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  • 見て見ぬふり
    保護
    完黙
    ストーカー
    罪の相続
    死は朝、羽ばたく

    の六篇から成る短編集。ストーカーだけ途中で解った。死の朝は死刑囚に関する話でだいぶ重め。「死刑囚は菩薩の心境で死んではならんのです」に行き着くのは凄い。
    保護は完全に騙された……男女の年齢差が逆だとだいぶ印象変わる。

  • 短編でとても読みやすい。
    本当の正義とは何か考えさせられた。
    個人的には『見て見ぬふり』『完黙』『死は朝、はばたく』が好き。

  • 良くも悪くも似たような話が多く、オチの予想をしながら読むのが楽しかった。最後の話が一番好きでうるっときた。

  • なかなか奥の深い短編集だった。人の考える論理は立場が変わると全く違う考え方になる。どちらが正義なのか或いはどちらが正しいのか?人によって変わる。短略的に自身が正しいと答えを出してはいけないと思うな。

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著者プロフィール

1981年、京都府生まれ。2014年に『闇に香る噓』で第60回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。同作は「週刊文春ミステリーベスト10 2014年」国内部門2位、「このミステリーがすごい! 2015年版」国内編3位と高い評価を受ける。著書に『生還者』『難民調査官』『真実の檻』『失踪者』『告白の余白』『緑の窓口 樹木トラブル解決します』『サハラの薔薇』『法の雨』『黙過』『同姓同名』『ヴィクトリアン・ホテル』『悲願花』『白医』『刑事の慟哭』『アルテミスの涙』『絶声』『情熱の砂を踏む女』『コープス・ハント』『ロスト・スピーシーズ』などがある。

「2023年 『ガウディの遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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