逆転正義

著者 :
  • 幻冬舎
3.54
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本棚登録 : 1253
感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344041554

感想・レビュー・書評

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  • どんでん返しで正義とは──を問う短編集。サクサクと読めたけど、面白味は感じなかった。

  • あんまり面白くはなかった。
    扉に書いてある感じがなんか
    昭和っぽくて懐かしい感じ笑

  • どんでん返しの短編集

  • 短編でさっと読むことができ、さらには、思ったものと違う終わり方に驚き、楽しめました

  • 全ては見抜けなかったけど、やっぱどんでん返しされるのはいい。
    最後の話が1番すきだった

  • 犯罪者へ誘う因子は、誰もが持ち正義という錦の御旗を振りかざせば....
    1人殺せば悪人、戦争で100万人殺せば英雄

  • サクサク読める短編が6篇。1〜2時間あれば読めます。
    ファンタジー感は強いですがあり得ない話でもない、リアル社会でも起こりうるお話ばかりです。
    小中学生に人気の「5分後に意外な結末シリーズ」の大人版と言ったところでしょうか。
    ミステリー好きな人は推理や予想をしながら読む方が多いと思いますが、大人の思考がいかに凝り固まっているか思い知らされる作りになっています(私だけかもしれない!笑)

    タイトルにある通り正義を掲げる人が必ずストーリーに出てくるのですが、見方によってそれは悪にもなりうる。世間に理解されない立場にもなる。
    題材の選び方が似たり寄ったりだったので、もう少し幅があれば楽しめたかなと思いました。

    普段ミステリーに触れない方が読むにはオススメです。

  • 6編の短編集の中に、ライトな話も深い話もあり。「保護」は軽く読めたわりになかなか面白くて、顛末を知ってから再度読み返しました。最後の「死は朝〜」が私は1番好きでした。
    自分の『正義』って凝り固まりやすいから、時々こうやってハッとするのって良いな〜。

  • 正義が二転三転。いやはやびっくり。ただ歪んだ正義に気持ち悪くなり、「葵の印籠」登場に喝采、スッキリとはいかず、モヤモヤ。「死は朝、羽ばたく」が一番かな。「死刑囚は菩薩の心境で死んではならんのです」重たい言葉。

  • 非常に読みやすかったです。物語はどんでん返しを警戒しても引っかかりました。
    読みやすく面白いが故にもう少し読んでいたかったです。

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著者プロフィール

1981年、京都府生まれ。2014年に『闇に香る噓』で第60回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。同作は「週刊文春ミステリーベスト10 2014年」国内部門2位、「このミステリーがすごい! 2015年版」国内編3位と高い評価を受ける。著書に『生還者』『難民調査官』『真実の檻』『失踪者』『告白の余白』『緑の窓口 樹木トラブル解決します』『サハラの薔薇』『法の雨』『黙過』『同姓同名』『ヴィクトリアン・ホテル』『悲願花』『白医』『刑事の慟哭』『アルテミスの涙』『絶声』『情熱の砂を踏む女』『コープス・ハント』『ロスト・スピーシーズ』などがある。

「2023年 『ガウディの遺言』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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