- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344405455
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
奇妙な味、というのか、世にも奇妙な、というのか。最も印象に残っているのは編集者が作家先生に言う「お原稿」という言葉だったりする。
-
作家をテーマにした連作短編集。
ミステリだけでなく、ファンタジー、ホラー、お笑い(?)調の作品あり、〈学生アリス〉〈火村・アリス〉シリーズだけではない、作者の振り幅が楽しめる。
特に、『書かないでくれます?』は、ホラーとして、絶品です。 -
作家さんの小説を産み出す苦しみを描いた短編。コメディ有りファンタジー有りそして全体に漂うブラック感。とても面白かったです。「殺しにくるもの」と「サイン会の憂鬱」が特にも好き。
-
「世にも奇妙な物語」のような、不可思議な世界観と、どこか不吉なエンドが後味に残る話だった。
ジャンル分けが難しいけれど、個人的にこの本を読んでよかったなと思っている。
短編集のため、区切りのいい時間で読み切れるのがよかった。
第一話の「書く機械」が好きです。
作家という生き物は、狂いながら小説を書くのだろう。
正気を失わないと、10万字を超えるような文章は紡げないのだ。
-
ミステリではない。
あとがきにもあるけど、ホラーでもSFでも冒険小説でもない、てことで、ジャンルはよく分かりませんが、作家が一つのモチーフかな。 -
『作家漫才』面白かった。
-
作家にまつわる短編集。悩んだり笑ったり怒ったり壊れたりした色々な作家が出てくるが、どの話も作家という職業の業に囚われた人たちばかりで面白い。ミステリ要素はそんなにないけれど十分楽しめた。好みなのは「書く機械」「殺しにくるもの」「夢物語」かな。