アルゼンチンババア (幻冬舎文庫 よ 2-13)

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  • Amazon.co.jp ・本 (80ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344408357

感想・レビュー・書評

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  • 人は死ぬ瞬間まで生きている、決して心の中で葬ってはいけない。

    映画はまだ見てないけど、原作から。
    ものすごくばなな作品らしい物語。
    やっぱり大好きだーって実感する。
    目の前のものを、ひとを慈しむ気持ちを思い出す。

  • 表紙とタイトルに惹かれて。

    さらりと読み終わってしまう。
    しばらく読み返せなくなる。
    重いわけじゃないのに、しばらく、
    間を置きたくなる。

    アルゼンチンババア。
    素敵な人だと思います。
    こんなババアになりたいです。

  • そういや映画、観てないや。

  • 古くて臭くて汚い建物に、同化したかのような風貌のアルゼンチンババア。
    それであるはずの彼女に感じたのは、かわいらしさと透明感。
    サラリとした文章とストーリーで、みつこが「胸がさけるような痛み」を味わったことなど忘れそうになりました。
    奈良さんの挿絵が生きていて、分量的にも絵本に近い感覚の一冊。

  • この人が宇宙の中心だと思えるような、そんな恋がしたい。吉本ばななの作品を恋愛小説だと言うのは抵抗がある。しかし彼女の作品は恋をしたい気分にさせる力がある。

  • 中途半端。
    もう少し話を膨らませて
    ほしかったな。

  • なにか暖かくてやさしい雰囲気だけは感じ取れた。

    人が死ぬ、生きるということについてとても柔らかく捉えている。



    今までこの世にいなかった人が縁あってこの世にやってきて、自分を好きになってくれた、それだけでもう胸がいっぱいだ。p76

  • 初のよしもとばなな。淡々とした中にキラキラ光る感じがいいなぁと。主人公のみつこがすごく共感できるというか好きというか。

  • 映画も小説も大好きな物語です。
    映画は最後のタテタカコさんの歌がとっても良かった。
    いるかのお墓をつくったり、マンダラを作ったり。自分を慰めるためなのかなんなのか、そうしていくうちに自分を取り戻していくお父さんに共感する。

  • 完全に奈良美智さんの表紙借りっ!「キッチン」以来の吉本ばななさんです。随分前なので比べようもないんですが、読み易いですね〜。字数の少なさの割にじわわ〜んとさせられました。人の死を悲しみで終わらせないって素晴らしいです(*^_^*)

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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