プリズム (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 3706
レビュー : 387
  • Amazon.co.jp ・本 (398ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344421929

感想・レビュー・書評

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  • 主人公が家庭教師として雇われた先で多重人格者である彼と出会い、彼の中の交代人格である卓也と恋をしてしまう物語。いつかは消えてしまうという卓也との切ない恋がリアルに語られていて、自分も恋をしたような胸の高鳴りやドキドキ感を味わいつつも別れが迫っているという悲しさや苦しみが切実に伝わってくる。正直これは近々映画化しそうだなと思ったし、是非してほしい。最後、物語の終わり方が凄く綺麗で物悲しくて好きになった。

  • 多重人格の一つの人格と恋に落ちる悲恋もの。

    多重人格に対する知的好奇心です。と、自分に言い聞かせてきた聡子が、徐々に恋する乙女に落ちてゆく様が素敵。

    恋愛小説で作者の顔を思い出してはいけない。

  • 泣ける恋愛サスペンスだった。
    期待以上の作品で、
    ページを捲る手が止まらなかった。
    気付いたら涙がボロボロ流れてて、
    一気に読み終えてしまった。
    .
    聡子の行動や思考に「ん?」って思う部分が多かったけど、
    そこはわざとそうしたのかな。
    わかるーって部分と
    なぜ?って部分があったけど、
    冷めずに読み進められたのは…
    百田さんの作戦にうまく乗れたってことかなぁ?☺︎
    .
    .
    愛した人が
    実際には存在しないなんて。
    切なすぎて、悲しすぎる。

  • 百田尚樹さんの作品を読むのは2回目
    すごく読みやすくて面白くてすぐに読み終わってしまった
    ラストはすごく切ないけどいいストーリーだなと思った
    多重人格のことはよくわからなかったけれど、他の人格のときに自分の記憶がなく気づいたら数日なってたり、数年たってたら怖いなと感じた。そういう恐怖と立ち向かってきて病気が治ったのは良かったと思うけれど、卓也にはずっと残って欲しかった…

  • 読み進めていくうちに切なくて切なくて。終わった後も切なくて。叶わない恋って分かってるのにもう一度だけでいいから卓也に会えないかと思ってしまった。最期も広志の笑顔に素直に喜べない。お互い嫌って別れるよりも、愛したまま別れる方が何百倍も辛いんだってわかった。なんて痛くて苦しいラブストーリーなんだろう。

  • 多重人格者の特定の人格との恋愛物語。同じ人物なのに本当にいくつもの人間が存在しているように感じて不思議な感覚。しかし、誰しも日や時間、相手や状況によって性格が変わるという点では、人間は多重人格だと言えるのかもしれない。俺だって会社と家じゃ違うしぜんぜん

  • 多重人格の男性に惹かれていく主人公。

    引き込まれていくように最後まであっという間に読んでしまいました。

  • 永遠の0は、百田尚樹さんの圧倒的な勉強量(語彙力が無くて恐縮です)に気圧され感動しました。
    当時から日が経ち、この本に出会い思い出しました。こんなにも1冊に知識の詰め込まれた一般向けの小説は無い、と。また勉強をさせていただきました。対になっているモンスターも楽しみにしたいと思います。

  • うん、、、良かった、、、
    読む年齢が少し早かったかなって感じはしたけど、この時期にこういう話に出会えたことは良かった(((^-^)))
    終わりがさらっとはしてることが残念だけど、さらっとしてるからこそのよさもある。
    今皆が私の中で息づいてるよ。

  • 家庭教師で訪れた家に多重人格の人がいて、その人格のなかの一人に恋してしまう話。すごく切なかった。主人公はプライドが高く意地っ張りな面もあるなと思ったがそれに少し腹が立つのは自分と似ていて気持ちがわかってしまうからかも…とにかく切ない。

著者プロフィール

百田 尚樹(ひゃくた なおき)
1956年生まれ、大阪府出身の放送作家・小説家。『探偵!ナイトスクープ』の放送作家として活躍。
50歳の時にはじめて執筆した『永遠の0(ゼロ)』で作家デビュー。ヒット作となり、映画化されている。
ボクシング青春小説『ボックス!』が第30回吉川英治文学新人賞候補、第6回本屋大賞の5位に選出され、映画化もされた。『海賊とよばれた男』で2013年本屋大賞大賞受賞。コミック化、映画化された。

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