ペンギン鉄道なくしもの係 ((幻冬舎文庫))

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1386
感想 : 139
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  • Amazon.co.jp ・本 (353ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344422056

感想・レビュー・書評

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  • ペンギンがいる駅

  • ペンギンが自由に動き回る姿が可愛く、こんな電車あったら乗りたいと思ってしまいます。
    忘れ物課になぜ冷凍庫みたいなペンギン用の部屋があって、世話までしているのか、最後にわかります。
    ペンギンも可愛いですが、守安さんのふにゃっとした笑顔にも癒されます。

  • 出番は少なくてもペンギンの存在感が凄い。いいお話だけど明るい話ではない。

  • 良かったです☆ペンギンの描写がとても可愛い!本当にこんな電車あったりして…とか思ってしまいます。最後の章、スイートメモリーズは泣けました! 純喫茶トルンカが好きな人ならハマるかなと思いました。 短編集ながら、ちょっとづつ繋がりがあり、しかも最後にはみんなが出演するという、ちょっとニクい演出もあります☆ そこはとても新鮮に感じました☆わたしもペンギンを間近でみたい!

  • 忙しかったので読み終えるまでだいぶ時間がかかってしまったが、最後まで読んでよかった。

    個人的には2番目のお話がさわやかで好きだった。そして最後の話で登場人物のバックグラウンドやその後の話が判明してたいへんスッキリ!それから、ペンギンが幻じゃなくてホンモノだったのが面白かった。

    ほのぼの系の小説はあまり得意でなく、途中で飽きてしまうことも多いけれど、この作品はぜひ続編も読んでみたいと思った。

  • ほほぉ、いくつかの話は最終章に至るまでの前振りだったんだね(ペンギンも含めて)~

  • 「なくしものはお返ししますか?それとも、お預かりしておきますか?」(70 ページ)

    その人にとって、なくしたままの方がいい物もあり、
    その人にとって、探さなくていい物もある。

    けれど、どんな場合でも、
    『ペンギン鉄道なくしもの係』はなくした物を、
    責任をもって預かってくれる場所となる。

    なくしもの係の青年と、
    彼と交わる鉄道利用者たちが織りなす4つのエピソード。

    人のなくし物を大切に預かったり、
    共に探しにいってあげられる人になりたい、と思わせられる物語り。

  • ぺんぎんと表されるとね…!
    ほっこり。

  • 続きを読んだから再読

  • とっても不思議な、ゆるやかなリズムが流れている小説です。
    ほんわかします。

    とある鉄道のなくしもの係の青年と、なぜか駅に住んでいるジェンツーペンギン。
    4つのお話で、このなぞが解き明かされます。

    4つめの話にでてくる怒りっぽい会長さん、
    以前勤めていた会社の社長になんか似てる感じがしてて笑えました。
    20150531

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著者プロフィール

名取 佐和子(なとり・さわこ):兵庫県生まれ、明治大学卒業。ゲーム会社勤務の後に独立し、2010年『交番の夜』で小説家デビュー。著書に『ペンギン鉄道 なくしもの係』(第5回エキナカ書店大賞受賞)シリーズ、『金曜日の本屋さん』シリーズ、『シェアハウスかざみどり』『江の島ねこもり食堂』『逃がし屋トナカイ』『寄席わらしの晩ごはん』『七里ヶ浜の姉妹』『ひねもすなむなむ』『図書室のはこぶね』(京都府私立学校図書館協議会司書部会「中高生におすすめする司書のイチオシ本2022年度版」第6位、「埼玉県の高校図書館司書が選んだイチオシ本2022」第8位、うつのみや大賞2023第4位)ほか多数。

「2023年 『文庫旅館で待つ本は』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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