[新版]日本国紀〈上〉 (幻冬舎文庫)

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  • 幻冬舎
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感想 : 74
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  • Amazon.co.jp ・本 (402ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344431270

感想・レビュー・書評

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  • こんな教科書が欲しかった。
    こんな勉強ならしたかった。
    早く下巻を読みたい。

  • 大人になって改めて歴史を辿ると学生の頃にはわからなかった日本史の面白さがある

  • 筆者の日本史に対する考えや日本への愛国心を感じました!

  • 最後の文献の数にビックリしました。
    相当学ばれたのですね。
    若干偏ったようにも思える内容ですが、
    とても分かりやすく、すらすら読めました。

    下巻は明治以降なので、楽しみです。

  • 日本史の縄文時代から幕末までを390ページで一気に展開する。様々指摘される筆者の思想はどうあれ、引き込んで読ませる放送作家の筆致の巧みさには脱帽。外向性と内向性を繰り返して発展してきた歴史の流れが、我が国が誇るべきポイントを強調しつつ、コラムで少しだけサイドストーリーに脱線しつつ、それが全体理解のために良い補強剤となりつつ、ストーリーとして一気に把握できる形で書かれている。文章も平易で読みやすく、枝葉末節に陥らずに全体が掴める形になっている。下巻は明治維新から現代までを同じ長さで扱うため、もっと濃厚なストーリーが展開されると思うが、期待大。

  • 日本人として大切に生きねばと思う。

  • 日本の始まりから幕末期まで、よくわかります。、

  • #日本国紀 #百田尚樹 #読了
    「教科書でしばしば太字で記される出来事の裏には、名もなき人々の慟哭や嘆きがあります」という言葉が印象的でした。
    事件や偉人に目が行くけれど、歴史を動かすのは名が残っていないたくさんの人です。
    そして、今を生きる自分たちも“歴史の一部“なのだと思います。

  • 「日本人の物語」「私たち自身の壮大な物語」「自らを知る素晴らしい旅」。。。歴史との出会い方が「受験」「テスト」ではなくこうだったらと思うと,幾分時間をムダにしたなという感覚になりますが,現在から辿れば一本道であっても,過去からすれば紆余曲折というか他にも辿ったかもしれない道があった。でも,本格的な占領など被ることがなかったのは地球上には日本以外ほぼ無かったのではないだろうか。先人が思考し,格闘し,生活してきたから今の日本があって,それを現代人は破壊しているようにも感じられる。

    *****
     私は縄文土器を見ると,つい一所懸命に縄目模様を施していた先人の姿が脳裏に浮かび,微笑ましい気持ちになります。近代文明とはかけ離れた原始的な生活をしていた縄文人が,その暮らしの中に美しいものを求める心を持っていたことが感じ取れるからです。(p.20)

     今,この本を書いている私も,そして読者の皆さんも,縄文時代の女性が命懸けで産み,育てた子供たちの末裔です。飢餓,病気,戦争という過酷な環境の中で生き抜き,出産と子育てという営みが数千年以上繰り返されてきたこと,その結果,自分が今ここにいることを思うと,私は胸が熱くなります。(pp.20-21)

    ところが,これ[収穫を祝う新嘗祭]が大東亜戦争後,アメリカ占領軍の政策により,宮中祭祀・国事行為から切り離され,その祭日が「勤労感謝の日」という意味の異なる名称に変えられてしまいました。古代からの歴史のつながりを断たれてしまったことは残念な限りです。(p.26)

  • 星はマイナス5がつけられるならマイナス5
    もともと右翼が読みたい通史を書きたかったんだろうから、そう言う意味では著者の思いはよく伝わる。
    表記揺れや本の中だけでも生じている矛盾等については、文庫の新版になってもそのままなので、これはもう修正不可能なんだと思う。

    参考文献が全く出てこない通史の形をとった百田尚樹の書いた時代小説、エンターテインメントとして読むなら、随所に韓国に対する悪口も散りばめられているので右翼の人には楽しいだろう。

    自分はハトでもタカでもない中道の日和見主義だが、彼の主張が分からなければ批評もできないのでそのためだけに読んでいるが、読むのすら正直苦痛だった。

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著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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