- Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344822047
感想・レビュー・書評
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「子どもの頃、子の手が欲しくてたまらなかった。この男が。」
新聞社シリーズ第1段。
圭輔が求めてくるさまが必死でとても可愛い。
あ~男の子ってこども~~ってなる。
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学生時代に好きだった相手と、時と場所を違えての再会。しかも相手には付き合う相手がいて、尚且つその相手は自分の上司で…と、一穂さんにしては珍しくビターで大人な設定。緊張感のある三角関係にも関わらず、互いに惹かれあう二人の想いがまっすぐ一途に見えてしまうのは、若かりし頃のエピソードが丁寧に甘酸っぱく描かれているからか。
二人だけではなく、その恋に水を差す役回りを演じている佐伯のキャラクターも印象的な不思議な魅力に満ちた作品。好きです。 -
タイトルが素敵!
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ページを行きつ戻りつ、時間をかけて堪能しました。終わるのがもったいなくて、もったいなくて…贅沢な読書体験をさせてもらったことに深く感謝です。
タイトル名に関わるエピソードや水かきの色のエピソードをはじめ、物語を彩る数々のエピソードや比喩表現の一つ一つが、とても印象的でした。素敵な文章だなぁ…
次に、off you goを読むのが楽しみで仕方がないです。 -
一穂先生と出会った本です。高校時代のすれ違いから13年経って、それでもあっさり恋に落ちてしまう。一束が一生懸命、自分たちは合わないんだと言い聞かせる姿が切なくもあり愛しかった。 「ほんとうに、あなた が死ぬほど好きだった」で涙腺崩 壊・・。タイトルも秀逸。is in you***あなたのもの。
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最初の1行目からキター!!!って感じ。久々の私が好きな「一穂系」でした。
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ざっくり斜め読み。
他の方のレビューで香港蘊蓄が多い、というのを拝見していましたが、確かに多い。再会したての二人の会話がほとんど香港の説明でしかない^_^;
ので、そのへんはさらっと流して読みました。
佐伯さん…先にoff you go読んでいたので、圭輔の若さや勢いに嫉妬する佐伯さんが切なかったです。
一束くんが居るときに、静、と呼んでしまうシーンも。
たぶん佐伯さんも、ハイヒールシャンパンのときから一束くんのこと好きだったと思うよ。
って、これ一束と圭輔の話なのに、なんか佐伯さんに色々持ってかれた感じw
ホントに斜め読みなので、またしっかり読み直したいと思います。 -
悪くないが、個人的には続編(番外編?)の方が好き。