- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784393360606
作品紹介・あらすじ
楽しい瞬間は、なぜ速く過ぎ去るの?そもそも「相対性理論」て、いったいナニ?-お答えします。やさしく、わかりやすく。
感想・レビュー・書評
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時間の感じ方について。
“1年間は、
5歳の人にとっては、これまで生きた長さの1/5
30歳の人にとっては、これまで生きた長さの1/30
年を重ねる程これまで生きた長さに対して1年間の占める割合が少なくなるため、同じ1年間でも速く過ぎ去るように感じる”
聞いたことのある説。
以前『動的平衡』(福岡伸一著/小学館)で違う説を見かけた気がするので、そちらを読み直してみる。 -
新垣結衣さんのDVD『真昼の星』で佐治晴夫先生を知りました。
時間論を哲学に昇華しており、宇宙の崇高さを感じます。詩情豊かで優しい文章を読んでいると、穏やかな時間が流れているかのようです。佐治先生は博識ですね。例えが分かり易く、文章がするっと入っていきます。哲学としては難しいですが…。佐治先生御自身による写真も素敵です。
『その5-木曜日のお話 すべては「ゆらぎ」の中に』の、地震の話に少しヒヤリとしました。
『その7-土曜日のお話 「これから」が「これまで」を決める』で、「昨日(金曜日)お話しした「ゆらぎ」に似ていますね。」(P.223)とありますが、ゆらぎの話は『その5-木曜日のお話 すべては「ゆらぎ」の中に』では?
関係有りませんが、『真昼の星』で新垣結衣さんが「佐治先生の話は面白い」と語る感性はとても素敵ですね。 -
「これからが、これまでを決める」が結論で、今この瞬間を大切に生きようということなのだが、全体的には哲学的というよりも科学的(物理学)観点から書かれているので、少々とっつきにくい部分はあり、14歳にはやや難解かもしれない。
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分かるようで分からない。分かりやすそうで分かりづらい。
最初はふむふむと読んでましたが、だんだん難しくなっていったような、、理解しきれず置いてかれたような気分のまま読んでました。
14歳の倍は生きてますが、読後にこんな感想しか出てきませんでした。 -
発想や物語りの展開に、視座の高さや人生を俯瞰するバランスの良さを感じる。
時間を捉えるためには、視野を広く掘り下げて行くべしという道標が示されており、謎が謎を読む仕掛けが14歳への贈り物である。
14歳に向けた平易な解答を期待して、我が疑問の解答に近付こうとした者にとっては、元の木阿弥であったと言う点で、期待がズレていたのだろうが、個人的に残念だったと言う気持ちで評価は低くした。 -
ざっくり理解したい人向け
詩っぽいテイスト -
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とっくに14歳を過ぎましたが、いつか娘に読んでもらいたく購入しました。わたしのこれからがこれまでを決めるのならば、私はより今日、明日を大切に生きたいと思ったら本でした。