- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396111908
感想・レビュー・書評
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2013/10/4 アミーゴ書店六甲道店にて購入。
2014/3/22〜3/26
disorderを障害、と訳してしまったことはホントに誤訳だったかもなぁ。これを読むと普通とdisorderの境界線をひくことの難しさが良くわかる。誰でも幾分かはそういう要素があるみたいなので。
第6章の対処の仕方が非常に参考になる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
発達障害が大人になってから発見されることが多いのは、彼らの発達がアンバランスであり、「普通の人ならできることができない半面、特定の限られた領域では普通の人にはとてもできないような優れた才能を発揮することもある」ためだと言われると、ああそうかと思います。
発達のアンバランスなまま大人になって、人に劣る領域で問題を起こしがちな人は、うつ病や嗜好品や薬物への依存などの二次障害を発症し、原発障害が分かりづらくなりがちだというのもうなずけます。
親がカバーしていた問題点が、親の手を離れて社会に出て初めて顕在化し、障害として姿を現すというのもむべなるかなと思います。 -
まわりにいるいる。
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子供だけでなく大人でも10%ちかくの方が発達障害を抱えているそうです。
発達障害とは、注意欠陥多動障害(ADHD)、自閉症やアスペルガー症候群などの広汎性発達障害(PDD)、学習障害(LD)、知的障害、発達性協調運動障害などのことの総称です。
知的なレベルが低いわけでなく、ちょっと風変わりな子供ということで大学まで終えて、社会にでて適応が困難になる場合があるそうです。
治療の原則は、本人および周りの者が発達障害であることを認め(受容)、病気を理解することだそうです。
ベートーヴェン、モーツァルト、アインシュタイン、ピカソ、ダリ、レオナルド・ダ・ピンチも発達障害だったのですね。 -
大人の発達障害については、現在大きな問題やトピックスとして社会にあmり認知されていないが、発達障害を抱くもの、また同じ会社で働く同士においても、これまで理解できず、その人の性格や性質のせいなどと見なしていたものについて、一つ暗闇を脱することを助けてくれる書籍であると感じた。
この書籍に記載されている定義によって色眼鏡をかけるのではなく、理解し、自らも関わり受容し、理解していくことが重要であると感じた。 -
自分もそうなのではないかとの惧れや自戒を込めつつ(何
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この本を読めば多くの夫婦や親子のコミュニケーションが変わるだろう。
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自分の理解と、周りの理解って同じくらい難しい。