縄のれん福寿 細腕お園美味草紙 (祥伝社文庫)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 87
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396342647

感想・レビュー・書評

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  • お通し 家族の味
    一品目 謎の料理のお品書き
    二品目 夏の虎、冬の虎
    三品目 月を食べる
    四品目 甘酒の匂い
    五品目 花咲く鍋

  • 図書館で。
    後書きにもありましたが時代小説と食べ物屋ってシリーズ、よく見かけるようになったなぁ… みおつくしの方は一難去って又一難、試練の連続、みたいなドラマというか少年漫画みたいな展開でしたがこちらは少しミステリ調?
    今と違って電気炊飯器もなく、かまどやへっついでの調理なんだから大変だろうなぁなんて思いながら読みました。

    旦那さんが何でいきなり居なくなったのかはどうしてだろうなぁとは思いますが…続きはそこまで…という感じかな。罪を憎んで人を憎まず、とは言うけどそれでイイの?という気もするし…(なんできちんと話なり身の上を聞かないんだろうとそこは不思議に思った)
    初恋の人との再会もいいのですが彼は今何をして食ってるんでしょうねぇ…とかその辺りもちょっと不可解でした。(読み飛ばしちゃったのかもしれないけど)

  • ほぼお店の中で事が進むせいか、周りの風景描写等が少ないせいか、世界が小さく、時代物らしさがあまり無いです。
    ご飯の描写はどれも美味しそう。
    主人公のお園はこざっぱりしてそうに見えて、どっしりと重い。恋愛部分も含めて何となく粘着質な女性性を強く感じます。

  • L 細腕お園美味草紙1

    なんつーか、「え〜!(不満)」を何度連呼したことだろう。話の筋は好みだけど、セリフで状況説明するからかセリフのやりとりが多いし設定すらエー!
    26歳で縄のれんの女将。(えー)
    同心だった幼馴染が浪人姿で現れる。30歳前。(えー)
    店を空けるときは懇意にしている夫婦が切り盛りする(えー)
    剣を抜いてから倒れるまで4行。(えー)
    「それで江戸を離れたのか」
    「それで江戸に戻ったのか」(セリフにしたって酷い)
    料理ネタ時代モノはこんなもん?致し方なし?
    数々のえーの嵐に逆にネタになるわ、と思わないでもない。書きことが先行しすぎて他がおざなりになってしまったのか。優しさ溢れる料理すら取って付けたっぽいし。それにしたって設定酷いよ。ほのぼの感すらないよ。
    シリーズで続いてるんだね…。

  • 2017.5.2
    料理に行き倒れ娘、辻斬り、復讐
    人の繋がり

  • 最近はやりの時代&料理物。
    解説が絶賛するほどではなかった。

    美人女将なんだか、おせっかいおばちゃんなんだか、立ち位置が微妙でどうも下町くさい感じ。
    事件の落としどころがイマイチだった。
    舞台が日本橋なのもちょっと違和感。

  • 201612/つまらなくはないけど、時代物+料理の流行りモノの数あるうちのひとつってカンジ。登場人物も展開も惜しい。

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著者プロフィール

1969年生まれ。慶應義塾大学仏文科卒業。2016年『縄のれん福寿 細腕お園美味草紙』で時代小説を志し、心あたたまる料理描写で多くの読者を魅了した。2021年、料理屋を切り盛りする女三代を描いた「はないちもんめ」(現在7作品)で、第10回日本歴史時代作家協会賞《シリーズ賞》を受賞。近著に『食いだおれ同心』(以上、祥伝社文庫刊)などがある。

「2021年 『つごもり淡雪そば 冬花の出前草紙』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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