- Amazon.co.jp ・本 (399ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396343972
感想・レビュー・書評
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舞台が江戸から京都にかわり、今回も上質なエンターテイメントに仕上がっています。
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京都が舞台のシリーズ4冊目。今回も熱い!歴史に疎い私も楽しめる時代小説。長谷川親子の関係、嘉兵衛の想い、弾馬と源吾の出会いなど、見どころならぬよみどころたくさん。
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長谷川平蔵親子の話に涙。どこかで聞いた名前と思って、wikiで調べたら、息子の方が鬼平なんですね。武蔵と水穂のことが気になるけど、ちょっと遠恋すぎるかな。
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今回の舞台は京都。久しぶりの平蔵と源吾のコンビ。平蔵がカッコいい!ほかにも弾馬など、新たな魅力的なキャラも登場し、いつもの面々は出番はなくても、楽しく読めました。布石があったことから、なんとなく予感はしつつも、なんともやりきれないラストを纏ったストーリー。でも、新たな絆ができて、今後の展開がさらに楽しみになりました。終章のエピソードも、なんかじわっとくるもので、いい余韻に浸りました。
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奇怪な事件を解決するのを手伝って欲しいという長谷川平蔵の依頼に応えるために京都へ行く源吾たち。
現代でも充分驚くようや化学知識を使った火付けに手を焼くものの、この背後には哀しい出来事と醜い魂胆があった。
それにしても長谷川さん格好つけ過ぎですよ、と言いたい。 -
江戸っ子とは異なる京都の人々の気質。
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父の強さと優しさを一身に受け取った2代目鬼平の再生の物語。今回もホロっとさせられ面白かったです。毎回、魅力的な登場人物が出てくるけど、安定安心の「ぼろ鳶組」メンバー。特に深雪さんは相変わらず素敵です。新之助さんは干しいもよりも下なんですね。
どうしても脳内にジプシーキングスのInspirationが流れてくるのは仕方がないかな。 -
内容(「BOOK」データベースより)
「人も同じ、身分は違えども煙草の銘柄ほどのもの」煙管の吸い口を見つめ、平蔵は人の儚き生を思い、正義と悪との境を憂えていた―。京都西町奉行長谷川平蔵は、火を用いた奇っ怪な連続殺人を止めるため、最も頼りにする江戸の火消、松永源吾を京に呼ぶ。源吾は平蔵の息子・銕三郎と真相に迫るが、やがて銕三郎が暴走し―。勇壮な男たちが京の街を駆け抜ける!
令和3年11月18日~21日 -
長谷川平蔵(鬼平の父)が京都奉行に昇進し、そこの不審火に手を焼いて源吾と星十郎に助けを求めた。よってこの巻は京都が舞台となる。後の鬼平になる鐵三郎や蟒蛇こと弾馬や武蔵などの活躍の中、長谷川平蔵が殉死する。