なぜ宇宙は人類をつくったのか

著者 :
  • 祥伝社
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レビュー : 2
  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396613204

感想・レビュー・書評

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  • 硬めで読みやすい文章ではないけれど興味深い内容だった。特に第三章「宇宙はなぜ生命を生み出したのか」とそれに続く章が良い。次の文章がグサっときた。「人間ひとりひとりが知性を持ってしまったために、自分たちの発言や行動を正当化するための理由をいくらでも考え出すことができ、時には力づくの強権で相手を押さえ込んでしまうこともあえてする。知性は理性であることを保証してはくれないのである」。
    唯一知性を持った生命といいつつ、何度でも戦争や環境破壊を繰り返し、人間がやってることはちっとも知的ではないなぁと思う。知性を理性に高めていくのが大切なのだろう、とても難しいけど。

  • 著者が科学、物理学の発展にもっと目を向けるのが現代文明の豊かさをを享受している我々の義務だと訴えているのが印象深い。

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著者プロフィール

1933年埼玉県生まれ。現在、早稲田大学理工学術院総合研究所客員顧問研究員、横浜市民プラザ副会長、アメリカアラバマ州ハンツビル市名誉市民。1956 年京都大学理学部卒、理学博士。京都大学工学部助手、助教授、アメリカNASA 上級研究員、メリーランド大学教授を経て、神奈川大学工学部教授、同学部長、同学長を歴任。研究分野は高エネルギー宇宙物理学、太陽物理学。
著書:『移り気な太陽』(恒星社厚生閣)、『太陽−研究の最前線に立ちて』(サイエンス社)、『天体物理学の基礎』(地人書館)、『宇宙プラズマ物理学』(恒星社厚生閣)、『天文学を作った巨人たち』(中央公論新社)、『日本列島SOS』(小学館)、他100 冊余り。

「2016年 『ホッケースティック幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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