違国日記 5 (フィールコミックス FCswing)

  • 祥伝社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396767754

感想・レビュー・書評

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  • 2019.12月。
    違国。

  • やっと泣けた朝ちゃんにつられて涙。
    「わたしは」そう思う、という考え方の大切さ。

    この物語の感想は、どうしても箇条書きになってしまう。
    最後まで読み通したときに、私の中でもまとまっていくものがあるんだと思える。
    こういう読書体験ができているのは幸せだ。

  • 事実を受け入れてこれなかった朝の慟哭とその涙が切ない。
    槙生は、真実を受け入れる準備ができたのだと語る。物書きであるが故に、文章を書き残すことの重みを語る。でも、浅の母の名づけの想いは、まだ、届かない。
    母の日記?にある、母と父の結婚の事実が意外にエグい。両親の死には何か理由があったのではないか?とかちょっと深読みしすぎか?
    さて、一部の好事家とされた笠町クン、そっちはそっちでがんばれ(笑)

  • 朝の母の日記をめぐり、えみりの母とその像を語り合う槙生。日記の存在を聞いてしまい、心をねじ曲げてしまった朝。遅くきた反抗期のような態度と学校をサボることで示された反発。私の欲する嘘を知りながらそれをその場しのぎでもいいからくれないという心の叫び。両親の死を本当の意味で受け入れようとする朝の苦しみに、大人が子供を諭すのではなく対等の存在として向き合う槙生。

  • もう一つの違国日記な訳だ。
    ようやく、ついに、実感として、事実として、朝が両親のことを受け入れた、と言うことだろうか。

    女子会恐い。
    そう言う話ではないけど。

    自分のことを理解し欲しいという欲求と、それに対する絶望と、それを超えた先での表現と。
    達観している人が正しいわけでも、諦観している人が間違っていないわけではないし、納得と諦めの拮抗。

    つらいなー。

  • このシリーズはサクサク読めたり、よく分からなくて読み返したり。色々気付きがある漫画。

  • ヤマシタ先生、10年くらい追ってて毎度毎度面白〜!!て思うけどこの作品はもうマジで現時点で集大成では!?て思ってしまうな、、、このお話を生み出すためにどれほど心身をつぎ込んでいらっしゃるかと感じるよ。

  • 「私とあなたは違うのだ。だからお互いを完全に理解することはできない(できたつもりになってもいけない)。しかしその前提の上でつき合ってはいける」というテーマを再認識したような感じ。一方で「人と同じであること」「完璧であること」を規範にしちゃうと、それが自分を傷つけることにもなりうる、というのがこの巻のポイントなのかな。

  • 胸を打つ深い作品。
    何度も読み返して、台詞を胸に刻みたくなる。
    朝ちゃん、気持ちが吐き出せてよかったね。

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