- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403522550
感想・レビュー・書評
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2022/10/03-10/05
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義理の甥×亡くなった叔母の夫。表紙を見て勝手に学生ものだと思い込んでいたのでびっくり。疎遠だった叔母の死をきっかけに、叔母が結婚していたことを知り驚く知明。初めて会った叔母の夫である慈雨はつかみどころのない男で、知明の状況を知るとあっさりと同居を提案してくる。二人で暮らしていくうちに知明は慈雨がゲイであることを知り…というお話。
妹を嫌い、妹に懐いていた知明にヒステリックな態度をとる母親の存在が、一穂作品にしては珍しいなと思いました。(結構ゆるふわ系の母親が多かったような気がするので)
そして、この話でも一穂さんが好きと思われるシチュが…!つくづく一穂さんて不思議な作家さん。どの作品をとっても、王道や既存の作家さんと似た展開がないのに、このシチュに限ってはわりと使ってくるよね。自分の萌えに忠実というか、テーマとしても根底に秘めたものがあるのかな。
閑話休題。ツン受は苦手なはずなのに、なぜか一穂さんのツン受は好き。さみしさも合わせもっているからかな。作品に散りばめられた雨のイメージも、さみしさを表していてしっとりといいお話でした。 -
亡くなったミカコさんを接点に、甥のちあき×夫の慈雨さん。いい年下攻めだった。忘れた頃にまた読みたい。フランス行きたい。
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年上ツンデレ美人さみしがりや受が可愛い
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口は悪いけど、慈雨はとても可愛らしく愛しいひと。知明に出会って溶かされていく様が良い。慈雨と亡き妻の、恋とは呼べない深い愛も素敵だったなー。「はじめてのレシピ」ちょいエロで好きです^^
イラストも眼福でした!! -
一穂さんは雪のイメージが強かったんだけど、雨もいいですね。
サラッと下ネタ言う慈雨ステキ。 -
さみしさのレシピで慈雨が実華子の言葉をなぞる所で、ふぉぉぉ*´○`)/ってなった(;∀;)フードスタイリストの卵知明×亡き叔母の夫慈雨。叔母の実華子さんがそういう人なんだろうなぁってのは慈雨がゲイってことで分かったけど、相手がそうくるとは思わなかった(;^ω^)色々伏線が散りばめられてたけど、割りにキレイに終わったなぁ。全体に寂しさ溢れるお話で慈雨の下ネタがまた空元気っぽく聞こえてしまう。一穂さんと大好きな北上さんの組合せは至福(*´д`*)
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ちょっと、オイラはダメな感じでした。
「ふ~ん・・・で?」で終わっちゃった。
一穂さん大好きなだけに残念。期待しすぎたかなぁ -
慈雨の寂しがりやな所が好き。
口が悪いけど、亡くなった妻を大切にしていて、一度懐に入れたら大事にする所とか。
この話はどこかしら寂しさを持った人物が多いな。
涙を流しながら実華子の言葉を繰り返すシーンが切なかった。一番心に残ってる。
ラスト、母親に対して恋人ですと気負わずに言ったちあきがすごい。 -
淡々としてどこか物悲しい、気怠さを感じささる
ストーリー
キュン3
p 1 -
フランスに行きたくなりました。
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お人好し料理研究家弟子×ダメ翻訳家
年上ダメ男に尽くし系男子くっついたらもうダメです。胸キュンです!!
ちなみに元妻の甥という立場で!!なんかもー、だんだん慈雨が懐いてるのにニヤニヤしちゃうっていうか!なんだかんだで振り回されてても余裕のあるのは絶対ちあきの方だったんじゃないかと思ってしまいます!
叔母のことを普通の女として語る慈雨。口も悪いし最初は反発する気持ちもあったのに、だんだん彼の寂しい気持ちが伝わってきて、真実を知ると共にちあきの気持ちも傾いていって・・・。という感じ。
性格悪いし、酒グセ悪いしどうしようもないんだけど、放っておけないってのがなんかもう萌える。 -
タイトル通り、全編さみしい感じが漂ってた。
最後までさみしくなくてほんとに良かった。