- Amazon.co.jp ・本 (315ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403524424
感想・レビュー・書評
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ネグレクトの家庭、田舎の閉塞感、何に期待もせずに感情を失くす事で自分を守る苑。
⁇と思うくらい苑に執着し続ける同級生の明渡。
一穂ミチのこういう息苦しい系のストーリーは
文章の上手さもあって、どんどん引き込まれていく。
俺様スパダリとジミぼっちが成長しながらラブラブハッピーエンド!
なんてならないのが一穂作品。
わかっているけど…この展開切なすぎるわ…
ツラいから続きラブに即突入しないと(ノ_<)
yoco先生のイラストがたまらない!素敵!
作者買いだけど表紙買いでもあります!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2024/01/17-01/22
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なんとなくで読み始めたものの、後半の大どんでん返しに頭を殴られたような衝撃を受けました。
終わりもなんだかハッピーエンド…?って感じで、読み終わったあと暫し放心。
続きが出ているのを知ってすぐに購入しました。
後半は読んでいてとても苦しく涙しながら読みましたが、私の中ではとても記憶に残っている大好きな作品です。 -
最高だった……
一穂ミチさんをわたしはこれから追いかける…。ツボ連打されて最高に苦しかった……。好きだよーもう。みんな愛しいよー。思い出すだけでにやけてしまうくらいこの関係が好きだ…
もちろん続きも即行買った。すぐ読む。 -
途中までは、そんな面白いかな…と思ったけど、後半持っていかれました。面白かった。
主人公の幼少期から人格が形成されていく過程を辿っていくので、感情移入して読めました。言葉の表現が繊細で、描写が美しくて映画を見てるみたいにイメージが広がります。
そして表紙も挿絵も世界観があって素敵。 -
田舎の幼馴染もの、人気者かつスパダリな光の攻×柳のような影の受
割と純愛ストーリー? だけど、家庭環境とか田舎ならではの閉鎖的なコミュニティとかやや暗めかも。攻の親戚の女の子が絡むんだけどこれまたいい子…一穂さんのBLに出てくる女子はいい子が多い。幼少期→高校生→大学→社会人と話が流れるけど、途中のあの…医学的にそんなことある?!てファンタジーをすっと通れれば、胃がシュクシュクする系の好みのお話でした。表紙がすごくいい〜好き -
なんともいえずじっとり感のある話っていうイメージ。
幼なじみの地元の坊ちゃん(クラフトビール経営)とネグレクトされた主人公の子供の頃からのストーリー。
明渡は快活でいつも思い通りにならないことはなくて、真っ直ぐで。そんな明渡が幼い頃からずっと気にかけてきた苑。二人の関係はずっと続いて、高校時代には身体の関係になって。大人になって、明渡が迎えにきて、やっと実家を離れて、二人で暮らして。でもどこかずっと苑は明渡に流されてて、いつでも明渡の手を離せると思っていて。明渡はそんな苑に焦れていて。
明渡の病気を機にやっと苑が「恋愛」を意識して、ハッピーエンド!!と思ったらまだ試練・・・。
二人のままならない関係や苑の両親の関係や、神社で見たキスの光景・・・そういうエピソードが物語の雰囲気を取り巻いてるという感じ -
星3.5くらい。
辛い展開が多かったから、ハッピーエンドの続きをもうちょっと読みたかった。 -
悲恋かと思ってドキドキした(笑)。
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いつもの一穂さんとは大分毛色の違う話。そのせいか、最後の最後まで、物語がどんな終わりを見せるのか不安で仕方なかった。ハッピーエンドで(´▽`) ホッ
でも終盤の、それまでの物語がひっくり返る展開はいらなかったかな。個人的には、あのまま執着攻な彼に愛され幸せ…的な(安易な)話でも良かったんじゃないかなって思います。 -
★4.5