三千世界の鴉を殺し (1) (ウィングス文庫)

著者 : 津守時生

• 新書館 (1999年11月8日発売)

感想・レビュー・書評

[せちゅさんの感想 · 2006年1月15日]

三千世界の鴉を殺し

■辺境のカーマイン基地に新任の大尉がやって来た。ルシファード・オスカーシュタイン―。軍情報部の大物将校を父に持ち、最高勲章三つを胸に飾るこの男は、だが、すこぶるつきのトラブルメーカーだった。誰もが息を呑む凄絶な美貌、そして男も女も惹きつけてやまない奔放闊達な性格。その彼が絶滅した蓮莱人の生き残りである"ドクター・サイコ"サラディンと出会い、運命の物語は始まった!!辺境の惑星を舞台に、遠い未来の伝説が開幕。
■読む上で注意書きが必要だと思います。
公共の場所及び知人の傍で読んではいけません。
間違いなく変人だと思われます。

だって、どうがんばって抑えても腹かかえて笑うこと間違いなし。
ありえないぐらい笑います。思い出し笑いもします。
そういう意味で非常にやっかいな作品です。
このギャグについていけない人にはきついかもしれませんね、（個人的にこれを笑えない人がいるなんて信じられませんが）
ＣＤからはまったので何も考えずに10巻までいっきに購入。

時々、本気で笑い死にしちゃうんじゃないかって思います。
呼吸困難になること間違いナシ☆
生死の境をさまよいたいかたは是非ｖｖ

[とおかさんの感想 · 2006年1月10日]

人前では決して読んではいけない本…（笑）
よっぽど無表情か、無感動な人でなければ、必ず笑いの波に呑まれる…気がする。そんなＳＦギャグ。でも話はしっかりしてるので、遅々とした展開でも楽しい。

[古白ハチさんの感想 · 2005年12月26日]

ちょっと照れてしまう表紙の並ぶ一角で発見できる、秀逸なＳＦコメディ混じり小説のシリーズ１作目。<p>若きエリート士官…には絶対見えない、超長髪・超絶美形・超罵倒語使用者の主人公が、軍のとある小規模基地に左遷され…云々。<p>軍隊ものには全く縁のない人でも、間違いなく面白く読めてしまうお話です。キャラクタ同士の人間関係や心情が細やかに、実にピンポイントな表現で書かれていて、その文章の巧さはその辺の純文学にも勝ります！<p>前述の主人公のほかに、その副官にしていい女友達の美人、マッドでサイコな天才外科医の美人、天使の笑顔で最強の毒舌を誇る内科医の美少年などなどなどなど、まあなんとも美人に溢れた素晴らしい職場。そしてみなさん例外なく変人。<br>筋肉ムキムキの隊員たちが集団でスキップしている場面とか本当におすすめ。<p>ライトですが女性向の内容もあり、シリーズが進むごとにだんだん複雑な状況になっていくのを楽しむのも一興です（笑）<p>あと、挿絵が超絶美形そのまんまの美麗イラストなので、是非店頭でお確かめください！！！

[esuさんの感想 · 2005年12月20日]

何度読んでも大笑いしてしまう。楽しみたい時に読む本です。

[suiさんの感想 · 2005年12月4日]

真面目にやったら難しい(少女界ではなおさら)スペオペ系とか、軍隊とか、オヤジ愛とか(笑)を、今の時流にあわせてハジケさせた作者様カイシンの一撃だと思います。もー笑う笑う。でもやはり根本は「喪神」の頃と同じだと思うのです。大好き。

[アオさんの感想 · 2005年11月29日]

「男って生きものは、みんな遺伝子にホモの因子を持っているのよ」
宇宙軍ホモラブコメ(間違っていないような気がする)

[星名ケイさんの感想 · 2005年11月26日]

らったった〜♪が大好きです（満面の笑み

[物集さんの感想 · 2005年10月31日]

色々とんでもない話ですが、勢いが素敵です。

[高屋敷さんの感想 · 2005年8月22日]

１〜最新刊１０巻まで所持。

[響さんの感想 · 2005年8月10日]

ルー君最高！！
美しく強い男ですよ。軍服ですよ。お姉様も綺麗です。ビバ。