- Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403540165
感想・レビュー・書評
-
テンポがよくて読みやすい。ギャグも非常に面白い。
が、主人公の設定が行き過ぎていてご都合主義を感じないでもない。総体的には好評価を下したいが、導入で引っかかる部分があったのは否めなかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
<div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-img" style="float:left; margin-right:15px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4403540163/ieiriblog-22" target="_blank"><img src="http://images.amazon.com/images/P/4403540163.09._SCMZZZZZZZ_.jpg" class="booklog-imgsrc" style="border:0px; width:100px"></a><br></div><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4403540163/ieiriblog-22" target="_blank">三千世界の鴉を殺し〈1〉</a></div><div class="booklog-pub">津守 時生 / 新書館(1999/11)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:109,076位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/4.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4403540163/ieiriblog-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/yataka/asin/4403540163" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>
女性向けなのは否めないとしてもめちゃくちゃ美形の出てくる話が読みたいならこのシリーズはお勧めです!
男殺しのルシファードとマッドでサイコなドクター、サラディンの危ない関係もさることなら白兎ちゃんとして名高いカジャ(150歳)との関係も見逃せないと個人的に思っています。
はちゃめちゃな主人公を中心に繰り広げられる軍隊の日々は楽しく笑えるシリーズだと思います。
-
私がこの人の作品で最初に読んだのは「やさしい竜の殺し方」(…殺し2連続!!?)で、ハマってしまったんですね。これは他の作品も読まねば!!と思い次に読んだのがコレ。またもハマっちゃいました☆
-
宇宙の片隅の貧乏基地へ規格外の英雄がやってきたことから平和が崩れていく。という感じですが、内容はシリアスではありません。文章も綺麗だし、内容も面白いので、ついつい何度も読み返してしまう大好きな一冊です。
-
人前では読まない事をお勧めします。表情を消すのに失敗する確立が高いので、傍から見たら怪しい人です。腹筋が弱っている時に読むのも止めておいた方が賢明かと思います。
-
あくまでもワタクシ的な読みどころ。
□その1
よくよく設定や登場人物の背負う過去や傷をみれば、かなりシリアス
なのに、どうしてこんなに愉快なのだろう。ふと首を捻ってみる。
と、それは主人公が超絶に愉快さんだからだった。
しかしそれだけでは普通軽くなりすぎてしまうが、そこは津守さんの腕。
骨太で緻密な背景が、この物語の奥行きを担っている。
過酷で汗臭さの滲む軍隊が、とても魅力的に思えてくるから不思議だ。
□その2
主人公・ルシファの両親!
「喪神の碑」「カラワンギ・サーガラ」とリンクするこの作品で、
よもやあの人がルシファの母親だったなんてっ! と驚いた人も
多いはず。そういうアタシも、ビックリだったさ。
しかし反面、なるほどと納得したのも事実。
マリリアード大好きだもんな、奴は(笑)
□その3
いろんな意味でもの凄い二人を両親に持った不幸の男・ルシファ。
親譲りの美貌と、いったいどっちに似たんだか・・・の抱腹絶倒な性格
からしばしば見舞われる男難女難の数々。
女性だけならいざ知らず、無自覚に次々と部下や同僚をタラシていく
様は、副官のライラに「男タラシマン」と命名されるほど。
本人は鬱陶しがって手酷く足蹴にしようと、胸を抉るような罵詈雑言を
浴びせようと、崇拝者は増えこそすれ減ることはない。
いたってノーマルな性癖の持ち主である彼には、かなり気の毒だ。
―――合掌。
□その4
ここで注意を一つ。
公共の場では、決して読んではいけない。
基地内発行のホモエロ小説雑誌・PHに笑死寸前のルシファの如く
一度噴き出したが最後、うふふっなどという可愛らしい笑いで済まされ
ないのがこの作品の怖いところ。
人目を憚っていてさえも、腹を抱えての大笑いは必至。
通勤・通学の電車・バス内、病院の待合室などなど、ちょっとの時間
潰しになどとうっかり読むのは危険だ。そこはぐっと我慢して、急ぎ自分の
部屋なり一人になれるところにこもり、じっくりとその世界に浸ることを
オススメする。
いざ禁断の世界へ――― (違うだろう)
-
何にも考えず、ひたすら大爆笑できるシリーズ