微笑む人 (実業之日本社文庫)

著者 :
  • 実業之日本社
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  • Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408552613

作品紹介・あらすじ

エリート銀行員の仁藤俊実が、「本が増えて家が手狭になった」という理由で妻子を殺害。小説家の「私」は事件をノンフィクションにまとめるべく取材を始めた。「いい人」と評される仁藤だが、過去に遡るとその周辺で、不審死を遂げた人物が他にもいることが判明し…。戦慄のラストに驚愕必至!ミステリーの常識を超えた衝撃作、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 読みやすいストーリーだった。気になってどんどん読めた。
    登場人物が多めだけど、人物は忘れても話は進めるから楽に読めた。
    田坂(仮)があんなに頑なに名前を伏せたがってたのか…それにどんな意味があったのかよく分からない。ただ悪く言っていると思われたくなかっただけなのか?なんか深読みしてしまった。
    梶原の母にも嫌悪感だった。そんな暴走族みたいな考え方…。それでも世間が悪い!というおばさんに痛いな〜と思った。
    最後までハラハラドキドキしてたのに、終わり方が納得いかなかったかな。
    モヤモヤ感が残る終わり方でした。
    それもテンションが上がるモヤモヤではなく、ただただモヤモヤ。なんだか期待しちゃってたし、めちゃめちゃ面白かっただけにラストが残念だった。

  • 潜れば潜るほど、仁藤という人物がわからなくなり混乱する。
    読後のモヤモヤこそが仁藤の不気味さを最後に際立たせていて、彼の人間性に深みが出ていると感じる。
    人間(他者)の全てを知ろうなんて無理なのだ。

  • 妻子を殺害したエリート銀行員のサイコなお話。
    話が「火の粉」と似ている。みんないい人言うけど実は的な、、、系統が一緒!
    会話形式で進むことが苦手!
    んで結局はどうなのか、曖昧で終わること嫌っ!
    カスミはなんやったん?モヤモヤする!

  • ❇︎
    プロローグ
    第一章 逮捕
    第二章 疑惑
    第三章 罠
    第四章 犬
    第五章 真実

    こんなミステリーがあるんだと斬新な思いです。

    読み終えてノンフィクションだったのか、
    フィクションだったのか正直悩みました。

    ある事件で妻子を殺害した犯人は夫だった。
    絶対に有り得ないとは言えない事件だけど、
    その動機は普通じゃなかった。

    常人には理解できない動機に注目が集まり、
    主人公の小説家はこの事件に興味を持ち、
    本を描くために仁藤の過去を遡ります。

    仁藤という男性の印象は、
    誰もが『いい人』『穏やか』『スマート』
    『怒ったところを見たことがない』
    総じて殺人なんて起こすはずがない、
    何かの間違いだと言います。

    誰もが考えない理由で妻子を殺した仁藤、
    彼の思考はどうやって生まれたのか。

    仁藤の様子を表す印象的な言葉
    [淡い微笑み]
    この微笑みが周囲に感じさせる何か。

    その何かは、仁藤が仕組んだことなのか、
    見た人が持つ独自のフィルターが見せるのか。

    異なる思考、理解できない行動、
    目に映るものは全て、
    自分の見たいようにしか見ていないと、
    改めて感じさせられて物語です。


    〜〜〜〜〜〜〜〜
    以下、要約になるのでネタバレが含まれます。
    読みたいなと思ってくださった方は、
    読まずに閉じてください、お願いします。

    ある日、消防への事故発生の緊急連絡の報が入り、
    消防官が現場に駆け付けたところから話は始まる。

    救急隊出動の甲斐なく、夫である仁藤は
    一度に妻子を水の事故で失ってしまう。

    無感情な仁藤の姿にも、周囲は奇異だと感じず、
    ただ、あまり事に現実だと感じれず茫然として
    いると思っていた。

    状況は一転し、仁藤が警察に逮捕されたことで
    事故は殺人事件に変わる。

    逮捕された仁藤が語った殺人の動機は、
    常人では到底受け入れられない内容だった。

    本当に仁藤は妻子を殺したのか。
    動機は本当のことを語っているのか。
    仁藤の過去を遡る毎に不審な事故死が現れる。

    殺人事件の動機を求める迷路を彷徨い、
    自分の目に映るものに愕然とします。

  • ある時期、娘の出産育児の手伝いで
    横浜にいた時、
    駅そばだったので、すぐ横浜の本屋「かなり大きい」名前度忘れ?あっ。有隣堂だ!
    貫井徳郎を仇の如く読み続けた、ほとんど全部
    だから読んだのだけど何一つ残ってない。

    面白い、いいから貫井徳郎を「30冊?くらい」
    保育園に行った後や家事の合間に読み続けた。
    こんなに印象が残らないものかしら?

    これは作品が悪いのではなく、その頃はインプットだけだったので
    やはりアウトプットがないと残らない
    そういう意味でレビューを書く練習してる。

  • 妻子を殺した男の事件を取材する小説家が
    主人公でした
    取材の中で過去に男の周辺で起こった死亡事故が
    男と関係ありそうで先が気になり読み進めました
    しかし
    読後は、解説にも書かれているように
    もやもやしか残っていません

  • まるでノンフィクションを読んでいるよう。
    独特の雰囲気でよかった。
    関係者の話を聞きながら、仁藤の素顔にせまっていく。
    仁藤のサイコパスっぷりがすごい。
    最後の終わり方もなんだかゾワっとさせられてすごく好み。

  • まるでノンフィクションの犯罪ルポ本を読んでいるようだった。
    終盤、これは無難な結末に着地しそうだなと思っていたら残り10数ページで裏切られた。

    キーパーソンの言葉が真理だと思う。
    「人はわかりやすいストーリーを聞いて安心する」
    人は自分の不安を取り除き、すっきりと納得したいから事態を単純化してわかった気になる。結局は人は自分の見たいようにしか他人を見ない。
    現代社会だとそれが特に顕著で、血のつながった家族のことさえ、もしかしたら何一つ理解できてないのかもしれない。


    モヤッとした読後感。めちゃくちゃイヤミスだった。

  • 「同じ人間とは思えない」
    「人間のすることではない」と、
    罪を犯していない私達は思う。

    理解出来ない、つまり常識が通用しない相手は恐怖である。
    分からないことが不安。
    不安だから理由を探す。
    そうして経験則に基づいて当てはめて、ある程度の安心感を得る。

    しかし、自分の気持ちすらわからなくなる時もある。
    他人の事などどれほど分かるというのか。

    いくら周りが真相を明らかにしようとしても本人にしかわからない。

  • ラストに向かってドキドキしただけに…
    う〜ん。確かに、そういう事ですよね。

    その最後のモヤモヤ感が良かった。
    こういう終わりもいいものだ笑

  • 裏表紙に「常識を超えた衝撃作」と書いてあったので買った一冊。

    最後まで読んで、時間の無駄だったと感じた。

    他人の事は何一つ知らない

    これがわかったって事なのかな?

    報告書みたいな話の進め方もなんな嫌だし、中途半端な感じで終わるラストも最悪

    すぐに捨てたくなるような衝撃でした。

  •  物事は捉える角度によっては如何様にも変容しうる。まして、それが人であるなら尚更である。
     ある殺人事件の容疑者が「本の置き場がなくなったから」という不可解な動機で犯行に及んでいたとしたら。本書のスタートはそこである。一般的に考えて「ああでもない、こうでもない」と様々な憶測が飛び交い、犯人の人間性(なぜ犯行に及ぶまでになったのか等)を探り当てようとするのが私たちの行動である。それが常識の範囲で収まるように解釈するのが一般的である。しかし、私たちの見ているものはその断片に過ぎず、私たちは実際には何もわかっていないのではないか。
     他人を知ることって、どういう意味があるのか?本書ではそのようなことを考えさせられる。最後に犯人が突き止められる一般的なミステリーとは一線を画した作品。

  • 面白かった…途中まで面白かったんだけど最後肩透かしだった
    結局他人の考えてることは分かんないよね〜ってなんじゃそりゃ
    それは現実だと分かんないけど小説の中の世界を俯瞰してみてるこっち側には分からせてくれよ
    もやもやもやもやもや
    仁藤俊実の口からもっと話聞きたかった

  • エリート銀行員 仁藤が嫁と娘を「本の置き場所のため殺した」と供述。
    この動機に世間は唖然とする。
    一人の小説家が仁藤の過去を探り、ノンフィクションを書くため取材をしていく。
    同僚、大学時代、高校時代 皆口を揃えて「いい人、人格者」と言う。
    が、仁藤の近くでは不審な事故死がどの時代にも存在することが明らかになる。
    仁藤が以前から殺人を犯していたことに確信を持ちが始めた。
    そして、小学生時代に何かがあり、そこから全てが始まったのではないかと探り始めるのが、最終章。

    そこで小学生時代の情報を集め一人の女性に行き着く。
    そしてその女性が本当のことを言っているのか、全くのウソかなぜ自分のことを別の女性と偽るのか、すべて謎のまま終わる。

    とても面白かったが、ラストが以外過ぎて、不思議すぎてこの評価とした。

  • 初読みの作家さんでした。

    読むにつれて、とにかく不穏で不穏で仕方ありませんでした。
    何が真実なのか全く分からないのですよ。
    読みながら、気持ちが落ち着かず、ソワソワしてました。

  • 果たして、人は相手のことをどこまでわかっているのか。わかった気になっているだけなのか。仁藤の二面性に恐怖を感じた。
    真の動機(いわゆる私たちが安心する結末)は判明しないけれど、このモヤモヤする終わり方が作者の伝えたかった事?なのかな?

  • ほんタメで紹介されていた作品。
    是非是非読みたいと思って図書館で貸し出しました。

    この表紙デザインすごい。ポップなデザインなのにフォントは真面目で気味が悪い。
    読む前と読んだ後でこの表紙の見方が変わるところもすごいなと思いました。
    読む前はこの表紙を見て、薄気味悪いな〜。異様にこの人の唇ピンクすぎるし、顔の上半分はぼやけてるし。
    読んだ後この表紙を見ると、なんかからかわれている気持ちになって不愉快になる。

    じわっと気味悪さを感じさせるお話でしたが、思っていたよりも話に入り込めなかったな…。多分、様々な人の証言をひたすら読んでいくのがしんどかったのかも。でも、この本を読んで自分の好奇心が満たされることを期待していて、((ある程度満たされたものの))結局解決しない。解決しないっていうことはプロローグに書いているからネタバレじゃないと思うけど…解決しないことを分かっていてもそれでも読んじゃった。(笑)真相はなに?!ってなってる自分がいました。

    人の闇の中を覗き込みたくなる自分ってどうなんだろう。
    謎のままに終わると人間という生き物は納得いかない。

  • '23年1月2日、Amazon Audibleで、聴き終えました。貫井徳郎さん、今年2作目。

    いやぁ…これは、僕が過去に読んだ、どの貫井作品よりも揺さぶられました。思わず「すげーなぁ」と、唸ってしまった!

    audibleのナレーションが女性なのが、「語り手は男性という設定なのに、なぜ?」と思いながら聴きましたが…終章の「ショウコ」の語りにフォーカスしたのかな?と思えて…ちょっと納得。

    で…これって、どんでん返し?ま、ある意味、どんでん返しかな…┐⁠(⁠´⁠ー⁠`⁠)⁠┌

    「???なラスト」というレビューが多いようですが、僕には「人間の、内面の、黒い不気味さ」みたいなものを感じでしまいました。とても怖いラストに思えて、思わずトリハダ(⁠・⁠o⁠・⁠;⁠)登場人物たちの「笑顔」が、不気味で怖い!

    今迄経験してきた貫井徳郎さんと、ちょっと違った結末に…興奮です!

  • 中一冬、読了。
     事件を調べていくうちに、俊美の性格が露わになっていって面白かった。背筋がゾッとしました。

     この作品を読んだ後には、もう一度読み返して欲しいです。鴨井さんの発言が面白いから

  • 誰が見ても良い人の主人公。
    過去の事件もどこまでが真実なのか???
    本の置場所が欲しかった...
    これが揺るがない本音なんだなって思ったらゾクッとした。

  • 久々に読む著者だが、TVドラマされると知って積読になっていた本書を読んでみた。この著者の特徴は善悪のはっきりしない事件をその解決もモヤモヤとしたものになってしまうといものが多かったように思う。本書の犯人仁藤俊美も本の置き場所が欲しいから妻子を殺したという動機から疑問の事件を追ううちに仁藤と関わった人々の不審死が明らかになって行く。その原点と思われた小学生時代の親から虐待を受けていた同級生の女の子を突き止め、その親の殺害に至る話を聞き出したもののその正体も真否も分からなくなってしまうという話。最後は人間それぞれの捉え方の問題になってしまって、この事件は何だったのかの論点がズレてしまって、またしてもモヤモヤとした小説を読まされてしまった感じ。著者の嫁さんの加納朋子の小説の方が気分が良くなるよ、さて撮り溜めしたTVの方を見てみるか。

  • 不気味な動機で殺人を犯す犯人の徐々に暴かれていく過去の遍歴。本当に人のことを理解するのって難しいよなと考えさせられるテンポのいい話だった。

  • 止まらなくなって一気読みした。みんな言うように終わり方がもやもやするのはそうだけれど、こんな感じのオチこそが現実でも起こっているあらゆる事件に対する限りなく客観的で冷静な視線のあり方だよね、と思う。
    人を殺した動機とか、その人の本当の姿とか、ぜんぶがぜんぶある側面に過ぎなくて、勝手にまわりの人たちが各々で落とし前をつけられる範疇のストーリーを求めてるだけだよなと思った。

  • 謎は謎のまま…
    またそれも良し。

    とにかく最後まで引き込まれた事がこの作品の評価ではないだろうか。

  • 「本の置き場所が欲しかったからです」
    妻子を殺害した罪で起訴された仁藤俊美(松坂桃李)は、公判で衝撃の動機を明かす。
    1年半前、神奈川県相模原市の西北部を流れる安住川で、仁藤が妻の抄子(かんこ)と娘の亜美菜(池谷美音)を溺死させる。

    ドラマのキャスト
    仁藤俊美(にとう としみ) - 松坂桃李(小学生時代 柴崎楓雅)
    日本最難関の大学を卒業したエリート銀行員。
    安住川において妻子を殺害した容疑で逮捕される。当初は遺族としての立場であったが、目撃者の証言により事態は一変する。誰しもが認める誠実な人間に映るが、その裏では耳を疑うような過去を抱えていた。

    鴨井晶(かもい あきら) - 尾野真千子
    週刊誌「週刊海潮」の女性記者。専業主夫の夫と娘と暮らしている。
    娘同士が同じ幼稚園に通っており、妻子を殺害した仁藤とは知り合いであった。表面上は誠実な人物であった仁藤の動機が腑に落ちず、仁藤に関係する人物や捜査関係者に取材を敢行する。その中で次第に仁藤の表と裏の顔を知ることになり、苦悩する。

    井上肇(いのうえ はじめ) - 生瀬勝久 週刊誌「週刊海潮」編集長。
    晶とは昔から上司と部下の関係にあり、晶が仁藤と個人的な関係があると知った上で巻頭特集を約束する。

    佐藤邦男 - 福田転球 神奈川県津田原警察署の刑事。
    滝沢孝一
    演 - 田中要次
    神奈川県横浜拘置所の刑務官。

    梶原敬二郎 - 阿部亮平 仁藤の先輩。
    かつて慶和銀行に勤務していたが、ダムに身を投げて自殺している。部下にきつく当たったり、女性社員にもセクハラまがいのことをするなど、社内での評判は芳しくなかった。仁藤ともとある因縁がある。

    仁藤が殺した

    保坂保 - 薬丸翔
    慶和銀行に勤務する銀行員で仁藤の後輩。表面上は誠実で好印象に見える仁藤の裏の顔を垣間見たことがあり、怯えている。

    カスミ - 佐藤乃莉
    キャバクラに勤める女性で仁藤の小学生時代の同級生。晶と井上に、仁藤との間の過去の出来事を打ち明ける。

    虐待する義父を仁藤が階段から突き落として殺していた

    鴨井拓郎 - 小久保寿人 晶の夫。
    記者として走り回る妻に代わって、家事全般を引き受けている。笑顔の似合う穏やかな人物。

  • えっ?これで終わり?
    一瞬思考が停止する…

    一体何が真実なのか?
    何を信じれば良いのか?

    叫びたくてたまらなくなった…

    でも、後から俯瞰して考えた時、人は自分が打ち解けられる相手、例えば家族、友人、恋人などのことをどこまで知っているのだろうか?

    自分は信頼してると思っていても、相手はどうかなんてわからない。
    人間は腹の底を見せない生き物になってしまった。

    それは昔に比べて便利になり過ぎた現代社会への皮肉だろう。

    今自分の隣にいる人が将来理解不能な殺人鬼として逮捕されるなんて誰も思わない。

    みんな猫を被って、取り繕って生きているんだ。

    何かを守るため─?

    何を?

    そんなの本人以外わからない。

    そもそも守るためなんて考え自体が違うのかもしれない。

    興味を抱いている誰かを知りたいといって、心の闇に触れようとはしない方がいいかもしれない。

    もしその人が傍から見たら普通の人なのに異常心理の持ち主だとしたら、

    あなたは…

    これこそ究極のミステリーではないでしょうか?


  • けっこう苦労して読んだのに結局なんだったんだろ。

  • なかなかに考えさせられる小説。人間は自分の思っているとおりに理解を進めようとする。

  • 読みやすく、先が気になって短時間で読み切れました。

    この小説の伝えたいことはわかった気がするのですが、わからないものをわからないまま置いておくことは、現実世界ではたくさんあることなので、せめて読書の中では解明される結末が自分の好みだなと思いました。

  • 私はミステリー小説大好きだけど
    ちゃんと伏線回収できて事件解決してスッキリ読了できるのが好きだわ
    って改めて感じさせられました。
    自分以外の人の心中はわからない
    がテーマなのかもしれないけど
    そんなモヤモヤしたんじゃなくっ
    全てシロクロつけて欲しかった〜

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著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。「症候群」シリーズ、『プリズム』『愚行録』『微笑む人』『宿命と真実の炎』『罪と祈り』『悪の芽』『邯鄲の島遥かなり(上)(中)(下)』『紙の梟 ハーシュソサエティ』『追憶のかけら 現代語版』など多数の著書がある。

「2022年 『罪と祈り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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