作品紹介・あらすじ
全身の血管の99%は毛細血管だって知っていましたか? 老けない、病気にならない決め手は毛細血管にあるのです。実は毛細血管はいくつになっても自分で増やすことが可能。そのカギは生活習慣にあります。日本のみならず、ハーバード大学、パリ大学などでも研究をおこなっている著者が、最新医学をもとに病気にならない健康習慣をお教えします。
感想・レビュー・書評
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糖尿病、心筋梗塞、脳梗塞…これらは毛細血管にかかわる病気だった!和私たちが気にしないレベルの普段目を向けてこなかった極細の毛細血管力をつけることで、健康寿命が延びる!という話。
毛細血管を傷つける因子、血管をいたわる生活習慣、毛細血管に良い食事や運動、毛細血管の隠れた働き等々、図解入りで解説されていました。
運動についてもう少し詳しく解説されていたら(呼吸法、動き等)☆がもう一つ増やしたかったんだけれどなぁ。
今から気を付けていこうと思いました。
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毛細血管の根来秀行さんです。荒々しく要約しますとw、健康長寿の秘訣は「血管」、なかんずく「毛細血管」にありと。その高め方は、腹式呼吸、ストレッチ・筋トレ・ウォーキング、瞑想、睡眠(早寝早起き)だそうです。腹八分目もいいそうです。また、眠ってる間にホルモンたちが仕事をしてくれてるそうです(^-^)
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多少、「権威と実績のある私が得た偉大な知見です!」的な鼻につく?印象の部分もあるけれど、概して参考になった。
妙に専門用語を羅列したり、レポートや論文的な記述も無く、抵抗感なく読み進められた。
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978-4-413-11209-3
C0047\1300E.
2017年3月10日
著者:根来秀行(ねごろ ひでゆき)
発行所:株式会社青春出版社
--とびらより
年齢とともに減っていく毛細血管
血流をアップさせれば 毛細血管は自分で増やせる!
目次より(抜粋)
1)病気も老化も「毛細血管」が原因だった!
毛細血管は自分で増やせた
とるだけで毛細血管が増える食べ物があった
コラム 血液の五つの働き
2)健康寿命を延ばす「毛細血管力」の高め方
自律神経でコントロールされている毛細血管
今日から実践!毛細血管トレーニング
ステップ1 副交感神経を優位にする 呼吸法ま、マインドフルネス、瞑想、寝つきが良くなる入浴法、風呂上がりストレッチ
ステップ2欠陥を緩める時間をキープ いつ寝るか 睡眠時間7時間 「早起き早寝」が薬要らずの身体を作る 食事のタイミング 眠りを妨げるこんな食べ物、習慣
ステップ3)血流をアップする 「筋トレ+ウォーキング」が毛細血管を増やす 下半身を鍛えるのも効果的 コラム 身体は夜、若返る
3)毛細血管にいい習慣、悪い習慣
動脈、静脈、毛細血管の違い 血管はつまった時より後が怖い 食事、タバコ、肥満 高血圧の9割は生活習慣と関わっている 血管に負担をかけない食べ順 抗酸化食品で身体のさび取りをしよう「腹八分目」で血管が若返る コラム
4)ホルモンと自律神経が決め手!毛細血管を強くするヒント
眠っている間に仕事をしてくれるホルモンたち 成長ホルモン・体の修復、再生を促す若返りホルモン メラトニン コルチゾール 体内時計と自律神経・ホルモンの関係 免疫力がアップする時間がある こらむ自律神経のバランスより大切な「自律神経力」
※メモあり
目次に「!」記号が多くて・・・w
紙質も紙色も文字の大きさやフォントも癖が無く読みやすい。図も大きく理解の助けになる。
早寝早起き 腹八分 簡単そうで継続は難しいけど、まずは次の食事と今夜だけでもはよ寝てみます。
著者プロフィール
根来秀行 (ねごろ ひでゆき)
東京都生まれ。東京大学大学院医学系研究科内科学専攻博士課程修了。医師・医学博士。ハーバード大学医学部客員教授、ソルボンヌ大学医学部客員教授、奈良県立医科大学医学部客員教授、杏林大学医学部客員教授、事業構想大学院大学理事・教授。専門は内科学、腎臓病学、抗加齢医学、睡眠医学など多岐にわたり、最先端の臨床・研究・医学教育の分野で国際的に活躍中
「2022年 『老化は予防できる、治療できる - テロメアをムダ使いしない生き方 -』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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