森本美由紀 ファッションイラストレーションの描き方: 線画をスタイリッシュに描くために
- 誠文堂新光社 (2010年5月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784416610206
作品紹介・あらすじ
女性誌やCDジャケット、映画のパンフレットなど、多くの媒体で長年にわたり活躍するイラストレーター・森本美由紀による、ファッションイラスト画の描き方レッスン帖。その媒体に合った魅力的でおしゃれなイラストレーションを描くには、どんなことに気をつければよいのか。描き始める前の基礎・デッサン&クロッキーから、実際にイラストを描くときの各プロセスを、実例を交えながら解説していきます。森本美由紀のこれまでの代表的な作品も収録。
■目次
Chapter01 Gallery 森本美由紀 作品ギャラリー
Chapter02 Preparation 描く前に
ファッションイラストレーションを描くために/描く道具/クロッキーの準備/上達のためのトレーニングメニュー
Chapter03 Croquis Drawing モデルクロッキー
シンプルな美しい線で描く/いろいろなポーズを描く/顔と頭を描く/手と指先を描く/腕を描く/脚を描く/足、かかと、ヒールを描く
Chapter04 The Essence of Fashion Illustration ファッションイラストレーションを描く
おしゃれ感のあるイラストレーションを描くには/デッサンからイラストレーションへ/着衣の人を描くために~シルエットを感じよう~/チャーミングな顔を描こう/ディテールを描く/シチュエーションを描く/サンプル・ポーズ集
Chapter05 The Making of Monochrome Illustrations 墨でイラストレーションを描く
墨で描くための基本スキル/Making モノクロ作品を仕上げる
Chapter06 The Making of Colour Illustrations カラーイラストレーションを描く
作品スタイルを生かすカラー表現を/マーカーペンで着色する/Making カラー作品を仕上げる
Chapter07 Works & Studio of Miyuki Morimoto 森本美由紀の仕事・アトリエ紹介
雑貨&ステーショナリー/書籍/雑誌/音楽・映画・演劇・etc…/森本美由紀の仕事場へ/プロフィール
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感想・レビュー・書評
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弥生美術館で開催した森本美由紀展を見たときに購入。
ほんとうに、センスが素敵なイラストレーターさん。こんな絵描きたい。
やっぱりモデルを描かないとだめなんだなー。美しいプロポーションのミューズが欲しい。
と思う一方、海外雑誌を参考にしてたり。影響を受けた映画や女優、それから画材も参考になる。
展覧会では原画があったので、一発描きに見えて足一本丸ごとホワイトで消してたりが見られた。
この本でも、墨とカラーは別に描いてスキャン・合成してて、そういう描き方もされていたんだと知れた。
あれから、まだ絵を描けていない。でも、手元に置いて森本さんのエッセンスを自分のものにしていきたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
借りたもの。
被服のデザイン、素材やパーツの特徴の描き方をハウツーで表現するというより、欧米スタイルのはっきりしたモノトーンスタイルでどのように魅せるか、という描き方のスタイル。カラーもあるけど。
森本美由紀女史の画業を見る。
普段使われている画材、制作工程、作画にあたり心がけている事など…
デッサンから下絵、トレスで別紙を重ねて描くスタイルだった。
写真を参考に(トレスではない)描く方法まで紹介。
パーツの描き方、作画のテクニック的な部分は、写真が小さく、結局は描き手の実践の積み重ねの問題、ということだろう。 -
森本さんのファンなので、このような森本さん自身や作風を知れる本が出てとても嬉しいです。こんな絵を描けけるようになりたい!
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美人画を描けるようになりたい。
もっと、もっと美しく -
ハウツーものではなく、もはや作品集。
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声にならない素晴らしさ!
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どの絵もスタイリッシュでかっこいいし可愛い!教本としてだけではなく、画集のような感覚でも楽しめるのでお勧めです。
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大満足!!!!
買ってよかった!!!!
本屋に行った目的は他にあったのだけど、ふと目にした本棚にあって、吸い寄せられるように私の目に飛び込んできた本です。
運命ですよ!笑
内容は、タイトルの通りイラストの描き方なのですが、思った以上に詳しく、分かりやすくレクチャーしてあって、食い入るように読みました。
ちょうど、どうやって描いたらいいんだ…と悩んでいる時でもあったので、「目から鱗」というか、「これ!これよ!こういうのが必要だったの!」と若干興奮しました笑
また、森本美由紀さんのおしゃれなイラストをふんだんに見ることもできて、目の保養にもなり勉強にもなります!
私は、絵の勉強をしたことがなく、全部独学なので本当にありがたい本に巡りあったとい感じです。
大事な教科書になりました!
がんばるぞー♪ -
人生変わりそうなレベルの良書。
文句なく☆5。
メイキングが分かりやすいし、練習方法なども無駄なく丁寧な内容。
加えて著者の押し付けがましくない、
謙虚な人柄が随所で感じられて読後感が非常に良い。
色々な作品の可能性を広げるきっかけになりえる本。
思わずクロッキー帳を買いたくなること請け合い。
個人的には、
パソコン上での線の省略化、
カラーとモノクロでの線の生かし方、
モデルのディフォルメ方法、
足や腕のラインで人物を美しく見せるとか、靴が難しいから要練習であるとか、
基礎から応用までとてもとても参考になった。
アトリエ写真や素朴な画材などが載っているのも非常に魅力的。