芭蕉の言葉: おくのほそ道をたどる

  • 淡交社
4.33
  • (2)
  • (0)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 10
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784473032294

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  俳人・佐佐木幸綱と写真家・稲越功一が芭蕉の歩いた「おくのほそ道」を辿りました。「芭蕉の言葉」、2005.3発行。芭蕉46歳、元禄2年(1689)3月27日(新暦5月16日)江戸を出発、旅の終着点・大垣に8月20日か21日に到着。約5ヶ月、600里(2400㎞)の旅。芭蕉における旅とは、歩くこと。茶道、剣道、空手道・・・、「道」がつく世界はみな実践を重んじる。芭蕉は「おくのほそ道」の旅の実践を通して「不易流行」という俳諧の究極のあり方を悟った。「不易を知らざれば基立ちがたく、流行を知らざれば風新たならず」

  • 芭蕉のことを少し深く知りたくなり、
    写真が稲越さんということもあって手に取った。

    わかりやすい章立て、
    平易な言葉でありながら、
    とても深く、心にしみた。

    ますます芭蕉の言葉を
    あじわってみようと思える
    大切な一冊。

全2件中 1 - 2件を表示

著者プロフィール

昭和13年、東京都生まれ。歌人・国文学者。早稲田大学名誉教授。「心の花」主宰。雑誌「文芸」編集長をつとめたのち、早稲田大学政経学部で長く教鞭をとる。歌集に『百年の船』(平17 角川書店)、『ムーンウォーク』(平23 ながらみ書房)、評論集に『柿本人麻呂ノート』(昭57 青土社)など多数。

「2012年 『久保田淳座談集 暁の明星 歌の流れ、歌のひろがり』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐佐木幸綱の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×