- Amazon.co.jp ・本 (196ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478016473
感想・レビュー・書評
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これは非常に良書。今月は良い本に巡り合う確立が高い!最近、色んなメディアで見かける加藤嘉一さんの処女作。中国に関する7つの疑問を提起し、それに関する考えを書いているのが1章。立ち読みでもいいので、ここだけは読んでおく価値はあるはず(特に中国に関して極端な固定観念を抱いている人は)。
面白いのは中国について書かれているだけでなく、加藤さん自身についても書かれている点。どうして中国に渡ったのか。どのようにしてネイティブと寸分違わぬ中国語を身につけたのか(語学を学んでいる人は必読)。20代の若者らしい視点で書かれているので読みやすい。まぁダイヤモンド社が出してる時点で読み易いのは当たり前か。
最後の章では、ポスト「2011」時代の日本人へ、という形で提言がされている。若者に関する提言もあり、「全ての大学生に2年間の猶予を」という提言は面白かった。1年をインターン(介護問題が今後課題になるはずなので介護業界で)でお金を貯めて、海外に1年行くというものだ。大学から中国に進まれた著者だからこそ若いうちに海外で切磋琢磨する意義を説くのだろう。感化されやすい自分だからか、読み終わった後は非常にモチベーションを上げられた。これを貸してくれた友人には本当に感謝!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
とても刺激を受けた。加藤氏はTVで何度か観た事があり強い印象が残っていた。周りに迎合せず、ブレない軸を持ち、走り続ける様はまさにランナー。 "環境は人を作り、時代は人を変える"
熱い想いが詰まった本に出会った。 -
中国で一番有名な日本人(らしい)加藤嘉一氏の本。
その加藤氏、見た目中国人っぽい。。。(すんません。。。)
胡錦濤国家主席とも面識があるようで。
それなりにすごい人なんやなと。
でも自分でも言ってるけどかなり変わり者っぽいですね。
内から見た中国と外から見た中国。
内から見た日本と外から見た日本。
日本頑張れ!
と。 -
2011/09/03 読了
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著者の自叙伝。
内向きの日本人を奮起させるのに十分の内容。
やはり中に入ってみないと分からない。メディアが言っていることだけを判断基準にするのは危険。特にネットが浸透した中国を初めとする各国を見ると、これからますますネットが重要性を増すのは間違いないところ。 -
すべての日本人が読むべき。
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北京大学留学中に著者と会ったことがあるが、当時からとてもすごい人だと思っていた。そんな彼の留学に対する提言などが印象的。確かに若者の方が捨てるものも少ないし、もっと世界に出て行く必要があると思う。そしてそれこそがこれからの日本に必要な力だと思う。
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日本での偏見報道じゃなくてホントの中国が知りたかったので購入。中国人が何を大事にしてるのか?譲れないものがなんなのか?がとてもよく分かった!加藤さんはすごいヒトだ