苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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感想 : 856
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478107829

作品紹介・あらすじ

2019年7月2日、「丸亀製麺を復活させた、刀の意外な戦略」記事で話題になった一冊。

「何をしたいのかわからない」「今の会社にずっといていいのか」と悩むあなたに贈る必勝ノウハウ。
悩んだ分だけ、君はもっと高く飛べる!
USJ復活の立役者が教える「自分をマーケティングする方法」。
後半の怒涛の展開で激しい感動に巻き込む10年に1冊の傑作ビジネス書!

感想・レビュー・書評

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  • 実際転職中の今上司からおすすめされ読んで、かなり学んだ上で、実は自分のブランディングだけ全然手を付けず一通りの就活の流れが今一度終わったのだが、どれだけ大事かが今わかった。
    一次面接では経歴や質問が鮮やかにできるけど、正直最終面接って何話すねん?とボンヤリしたまま受けてしまって、いやここが一番大事だったじゃん…と心底反省しております。
    ただ著者は凸凹があるといいつつかなりの強者なので、参考になるようなならないような、という感じだが、だからこそ凡人にはブランディングが大事なのでした。反省。

  • 3月、4月は異動もあり忙しくて本もろくに読めなかった。この本も3月から読み始めたが、ようやく読み終えることができた。
    まさに若いとき、就活するときにこの本を読んでいたらと思いました。とてもいい本です。若者向けに書かれた本をなるほどと思いながら読んでいる自分をいい年して、まだまだ未熟者だとつくづく感じます(苦笑)。
    私は、後半のこの本の表題と同じである「苦しかったときの話をしようか」と、「自分の弱さとどう向き合うのか?」の2つの章が特に個人的に刺さった。若者だけでなく、年配のサラリーマンも読んで身にしみるものがあると思います。

  • 今の時代に必要な熱い本。
    久しぶりに活力が湧く本と出会えて心から嬉しかった。

    自分の強みを磨き続け、それが生きる環境に自分を置き、最高のビジネスパーソンになりたい。

  • 初めてのビスネス書籍。自分の娘の就活の時に親が書いたものが本になったらしい!中身は娘に向けて語りかけてる内容だから、読みやすさはあった!でもカタカナ多くて難しいーーー!!笑
    とにかく新卒でも転職でも就活する時にはこんなにしっかり自己分析が必要なんだなぁと思った。自己分析ができてなさすぎてこんなに転職してんのかな?笑 タイトルにもなってる、第5章の苦しかった時の話をしようか はめちゃくちゃ沁みた。こんなに強いからこそ、成功してるんだなと思った。こんな人と一緒に働けたら成長できそう(人任せ)

  • ・君が真っ先に悩んで、そして最後まで集中して考え抜くべきなのは、君のキャリアにとって重視すべき軸。
    成功は必ず人の強みによって生み出されるのであって、決して弱みからは生まれない。

    ・君がコントロールできる変数は、①己の特徴の理解②それを磨く努力③環境の選択
    の3つ。

    ・情報とは、外の世界の手掛かりに(データや事実)を己で集めて、己の知性を駆使して統合・推理することで生み出す付加価値。

    会社の将来性を見極めるコツ
    ・持続可能な「需要」の有無をみる。
    ★人間はより便利でより快適なものを求め続ける。
    多くの会社が自覚なく過度に技術偏重で、古い技術への愛着や現在の自社の都合にこだわって、消費者の視点なら見えたはずの新しい時代への乗り遅れが起こる。
    ・持続可能な「構造」の有無をみる。

    自分の目的に合致するかどうかが最重要なのであって、目的に合わない就職や転職ならば、どれだけ業績が良い会社に入っても意味がない。

    先ほどの「需要の持続性」や「競争優位を維持する構造」、株式投資の判断の際にも非常に有効な視点となる。

    余剰資金を株に投資して中長期で成功したい人へのアドバイス。
    ←①「売らなくても良い株を選ぶこと」②「買うタイミング」
    長期で成長する「需要」と「構造」を持つ会社を激選して、その銘柄を焦らずに必ず暴落した時に買う。

    目的が見えてくる発想法
    具体的な’こと’から発想するのでなく、どんな状態であれば自分はハッピーだろうかという未来の理想状態から発想すること

    ビジネスでは、ヒト・モノ・カネ・情報・時間・知的財産が主な資源。

    P164

  • 強みを伸ばすことでしか成長はない。

  • 【要約】
    自分自身の強みの部分を明確化し、そこをどうやって伸ばしていくのか。まずは棚卸しから始まり、具体的にどういったフレームワークを使ってブランディングを行っていくか詳細が記載されている。
    本書ではそもそもサラリーマンとして働く事自体への問いがなされており、資本主義社会に対する自身のありたい姿を考えるいいきっかけとなる1冊。

    【感想】
    こんな父でありたいと強く思いました。我が子のために書き下ろしたこともあって、娘に対するアドバイス風な内容となっており、凄く愛を感じました(本書では自身のことを親バカといってます笑)

    資本主義社会で資本家になるのか、はたまた労働者になるのか。正解はない中で自身は前者の道を歩みたいと強く思いました。そんな中で今何をすべきなのか。まずは自己理解から始め、ブランド力を高めていくための施策を具体的に練る必要があると感じました。

    なかなか自信を持てない自分だからこそ、森岡さんの圧倒的自信には憧れるし、そうなってみたいと強く思わせてくれたのが本書でした。
    物おじせずに失敗を繰り返し、その度に成長ができる人間になっていきたいと思います。

  • 【目的】
    ・未来のキャリア形成のヒントを得たい

    【感想】
    前半の内容は正直難しかったが、後半の森岡さん自身が苦しんだ体験談について書かれた章は色々と考えさせられるものがあった。自分も常に挑戦し続けるキャリア形成を行っていきたい。
    この本の中で響いた言葉は以下の4点である。
    (1)やりたいことが見つからないのは、自分の中に「軸」がないため。
    (2)成功は必ず人の強みによって生み出されるのであって、決して弱みからは生まれない。
    (3)不安なのは挑戦している証拠。
    (4)キャリアにおいて目的の達成可否が全てではない。大切なのは目的の方向に向かって絶えず成長し続けること。

  • 間違いなく世代を渡継ぐ名著だ。

    好きなことをしていこう。
    恐るな。

    これだけ勇気をもらえる本は少ない。

    それに、親の愛を感じた。

    これは名著です。
    ありがとうございました。

  • 就活前に読みたかった1冊かな

    でもキャリアを考える若い人にはいいかも

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著者プロフィール

株式会社刀 代表取締役CEO

「2020年 『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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