苦しかったときの話をしようか ビジネスマンの父が我が子のために書きためた「働くことの本質」

著者 :
  • ダイヤモンド社
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  • Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478107829

感想・レビュー・書評

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  • 森岡さんの書く文章、目の前で語りかけてくれるような文章だからほんと好き…

  • 大学生か新卒の時に読みた買った本。
    資本主義社会の仕組み。
    そもそも稼ぐとはなんなのか。
    仕事とは。
    仕事とお金、そして社会について本質的に学べました。

  • 苦しかった時の話はマジで共感した。(感想途中)

    前半はおまけ、他書籍でもよく言われることで大事なことの詰め合わせ、言語化が上手だが使う言葉は難しい。就活生や大学生、新入社員等に読んで欲しいけど、多分ほとんど通じない。最初の挫折や自己啓発本を何冊か読んだ時この本に出会えた方は当たりくじでしょう。きっと迷いや不安を脱する一手になる本なはず。
    後半の内容が素晴らしい。親としても、ビジネスパーソンとしてもとても共感できる。繰り返し、何度も自分に言い聞かせて前に進みたい。そんな勇気をくれる。
    Tのひとです。

  • 私は現在就活生で、日本の就活に疑問を感じたり、選考が進んでいく最中で本当に自分はこの業界でいいのかなど、不安要素が増えたためこの本を読むことにした。
    自己分析があったり、資本主義について書いていたり、私自身知らない知識ばかりで非常に勉強になった。
    また、メンタル面についての話も多く書かれていた。森岡さん自身の体験談も書いており、いかに苦労したか成功するには膨大で負荷のかかる苦労をしているのだと実感した。
    私は自分の欠点を無視し、長所を大いに伸ばす話に励まされた。

  • おもしろかった。
    これを就活時に読んでいたら、私はどうしただろうか。
    今思えば、私はこの本の著者が絶対NGとしている態度で就活して、ただのラッキーと偶然が重なって、とても素敵で自分にぴったりの会社に就職したけれど、この本を読んでいたら、違う会社を選んだだろうか。分からない。読まなくて逆に良かったのかもしれない。
    でも、私の場合はただラッキーだっただけなので、就活生はきっと読んだ方がいいと思う。

    あと、最初の1年は本当にキツかった記憶があるけれど(今思えば何がキツかったのか全然わからないくらい甘い環境だったのにもかかわらず、です)、以下の文章は大きく頷いた。私も働く前に聞きたかったな。
    「社会人デビューとは何か? それまでの集団ではそれなりにできていた自分が、新しい集団の中では一番できない人間になること、とも言えるのではないだろうか。心の準備と覚悟がいるのは、そのギャップが巻き起こす衝撃と不安と苦しさに対してではなかろうか。むしろ雑草育ちの私よりも、高偏差値の学校を勝ち抜いて来た学業秀才の人であればあるほどギャップは大きいだろう。」

    著者の「苦しかったときの話」は、想像をはるかに超えて、本当に苦しい話だった。あれを自力で乗り越えられる人はなかなかいないんじゃないかなぁ。ものすごく尊敬した。私だったら会社やめてすごすご日本に帰ってる。またはバカにされたまま、同僚たちにこびへつらっているかも。本当にすごい。なんて素敵なんだ。

    しかし、就活を前にした娘がお父さんからこんなメッセージ頂いちゃう、っていう状況が、うちの家族とあまりに違い過ぎて、まったく想像できない。私が娘だったら、どうリアクションしたんだろうか。いやもうまったく想像できない。
    「大草原の小さな家」を現代に持ってきたらこういう形になるんだろうか。お父さんがとっても頼りになるという意味で。

  • 感動した。

  • 若い時に読むと良い本。私も父から処世術を学びたかった。自分で開拓したらやたらと無駄足があったように思う。
    ・資本主義のルールを知る
    ・サラリーマンか資本家か
    ・好きな事を知る thinker/ communicator/leader
    ・キャリアをイメージしておくこと
    ・好きな事、努力できる事、情熱を持てる事

  • ゴリゴリのハウツー本かと思ったらそうとは感じませんでした
    自分の頭で考えることの大切さ

  • 【331冊目】丸亀製麺やUSJを甦らせた46歳男性マーケターが、就職活動に向き合う娘さんに宛てて書いた手紙をビジネスマン向けの書籍にしたもの。具体的なアドバイスに満ちており、読んで非常にためになりました!久々の評価星5つ!

     タイトルにもなっているように、本書の白眉は、とても具体的に描かれる「苦しかったときの話」3つなのだけど、あまりに具体的なのできれいに要約することができない!最も面白い場面を要約できない本というのも珍しいんじゃないでしょうか笑

     筆者のメッセージは非常に明快で、
    ・自己分析をして、自分の持てる能力のうち、突出したものを見つけてそれを磨け
    ・その「強み」を活かせる環境や職場を選べ
    ・ワークライフバランスなどと言わず、自分の情熱を注げる対象を見つけて働け
    ・苦しくてつまずいても、それを糧に成長さえしてしまえば失敗自体は何の問題でもない

     本書全体を通して極めてエネルギッシュで合理的な筆者のトーンが貫かれており、やや尻込みする人もいるかもしれないです。実際あと書きにもその旨が書かれています笑
     しかし、だからこそ、本書の締めくくりで、筆者がなぜここまで熱をこめて働き、熱をこめて本書を書き上げたのか。それが我が子に対して強烈に注がれる愛情の裏返しであることが判明する文章で、私は自分の子どものことを思い出し、涙するのでした。

     父ちゃん、がんばって働くわ!

  • 学生や20代くらいのうちに読んでおきたかった本。ただ、その時期の自分がこの本の言いたいことをちゃんと理解して自分事にできたかどうか…は自信がない。若手には、書籍内で出てくるビジネス用語や言い回しが難しいと感じられるかもしれない。ただ、本質をついた本であることは確か。40代になった今だからこそ納得できる部分が多い気がするが、自分の子供にはこういったことを自分の言葉で伝えられる親でありたい。

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著者プロフィール

株式会社刀 代表取締役CEO

「2020年 『誰もが人を動かせる! あなたの人生を変えるリーダーシップ革命』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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