セルフ・アウェアネス (ハーバード・ビジネス・レビュー [EIシリーズ])

制作 : ハーバード・ビジネス・レビュー編集部 
  • ダイヤモンド社
3.47
  • (7)
  • (16)
  • (26)
  • (3)
  • (1)
本棚登録 : 325
感想 : 27
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784478107966

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 1時間程度で読める。
    内省する時はなぜではなく何がに置き換えるとより深い内省ができるということを知れただけでも読む価値があった。

  • 会社の中間管理職研修の資料に出てきた自己認識について、もう一段深めてみたくて読んだ。コーチングや心理学の研究者の小論がまとめられているので、気になった項目の著者や書籍について確認できるのが良い。ただし各論はエッセンスがまとめられているだけなので、腹オチしたければさらに引用元の書籍を読む必要がある。エッセンスに納得してすぐに試せる人はともかく、本当に次の一段だと思って読むくらいがいいかもしれない。

    感想:言われたこと、感じたことをいったん今の自分から切り離して寝かせるのが大事っぽいですよ。そういう観点は、成長真っ盛りの若き職業人に持ってもらうと効果的な気がする。

  • 成長とは、新しいスキルを獲得して自分を変えることではなく、何かを手放して(最も大切にしている自らの核心部分さえ手放して)自分が何者になれるのかを発見することなのである。

    自己認識について書かれている書。入門編としては非常に入りやすく、文量もちょうどいい。様々なケースが書いているので、読み返すタイミングによっては感じ方が変わるかもしれない

  • セルフアウェアネス(メタ認知や客観視とほぼ同義かと思って良い)について様々な論者が語った内容をまとめた本です。

    11章から成り、内容はそれぞれ独立しているため短く読みやすい反面、セルフアウェアネスの具体的な実践方法や論考など、書かれている内容に統一するテーマはありません。

    私がいいなと思った点は、自分が間違っていたことに気づき人生を軌道修正した人物が具体例として章を問わず沢山出てくる点です。
    ことセルフアウェアネスに関しては、こうだよああだよ、と言葉だけで言われても非常に自分事にしながら理解がし難いものだと思います。そのため前述の具体例がちょこちょこ出てきてくれるおかげで「これは自分にも当てはめるとこうかな?」といったように思考のカンフル剤として働いてくれる所があり、それがこの本の読みやすさに繋がっているのかなと思いました。

    ページも多くはないので、入門書として読むと良いのではないかと個人的には思います。

  • 具体的にどのようなプロセスを経て自己認識を成せばよいのか、様々な角度から提言されている。
    読む年齢・時期によって心に響く論文が変わって面白い。

  • セルフ・アウェアネス

    ハーバード・ビジネス・レビューの「EIシリーズ」のセルフ・アウェアネス(自己認識)をテーマにした論文・記事集になります。
    EI(Emotional Intelligence)シリーズは、多様性が求められる中で重要視されている感情的知性に関する論文・記事をテーマ別にまとめたものになります。
    本書では、自己認識について11の論文・記事が収録されています。

    【本書で学べること・考えること】
    - 自己認識とは
    - 自己認識力を高める三つの視点
    - ターニングポイントを知る
    - 好きなことを見つける方法
    - ネガティブな感情をコントロールする
    - 内省が必要な理由
    - オートアナリティクス
    - 透明性幻想とギャップ
    - ネガティブなフィードバックを引き出す方法
    - フィードバックの上手な受け止め方

    読んでみての感想です。

    昔からよく言われるように「自分自身を知る」というのは、大事です。
    何事に対しても初めの一歩であり、最重要であるからです。
    その反面、最も難しいため、実践できている人が少ないようです。

    本書から読み取れるポイントとしては、以下の3点です。
    - 自己認識の重要性
    - 自己認識には、フィードバックが必要
    - フィードバックを受け止める感情のコントロールが大事

    特に感情のコントロールが上手くできないために無駄になっていることが多いように思います。

    仕事でソフトウェアを書く時に、コードレビューを行います。
    レビューを批判と受け取るとうまくいかないのと同じですね。
    冷静に淡々と受け止めたいと思います。

  • 内省について様々な論文を引用し、まとめた書籍。
    内省の必要性、効果、効果的な取り組み方などを紹介している。

  •  感情的知性(EI)の論文集。自己認識を持つことの重要性を説いているが、特にリーダーシップの側面でなぜ自己認識が重要であるかという面で論が展開されている。有効性だけでなくネガティブな側面――やり方が間違っているため、よくない結果になってしまうという論調であるが――も述べられている。

  • 内面的自己認識を内省でふかめ、外面的自己認識をフィードバックで深める感じかな。内省はwhyよりもwhatで問うこと、自分の考えや感情のパターンに名前をつけること、「私が事態を難しくしているところはありますか」の問いかけはいいなとおもった。(ネガティブ)フィードバックの提供元と内容を切り離すのもよさげ。意識してみよう。

  • セルフアウェアネスとは自己認識のこと。自己認識のために内省が大事。内省し、自己認識を高めることで自分の価値観や大切にしているものに気づくことができる。価値観に基づいた行動を取ることで、より良い仕事、ひいてはより良い人生につながる。

    また自己認識は内面的なものと外面的なものに分けられる。外面的自己認識を高めるためには「信頼できる人」からのフィードバックが必要。
    つまり適切なフィードバックを受けるためには普段から信頼関係を築いているということが大切になる。

    その他学び
    ・内省に「なぜ」は非効率。「何」にフォーカスすると良い。
    ・自分を形作る転機3つ
     人 出来事 環境
    ・客観視の大切さ
     ベストの自分から重要な要素を見つける
     メンタルモデル(もし〜の立場なら)
     自分のパターンに気づく
     ※自分の感情に名前をつけるというのは学び
     自分を数字で可視化する
    ・適切なフィードバックを受けるために「相手が話しやすい」ように心がける
     (もし〇〇だとしたら)

全27件中 1 - 10件を表示

DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー編集部の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
エリック・リース
リンダ グラット...
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×