外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか
- ダイヤモンド社 (2006年9月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478733349
感想・レビュー・書評
-
本書で紹介されているトップリーダーの方々の、面白いほどの共通点は、
将来設計をしてトップにあがっていったのではなく、その時々で自分の判断を信じて全力でしたいことにひたむきに自分のできることに注力していたこと。
外資系という言葉は日本にしかない。
グローバルな企業とみている。日本のお客様のニーズを考えるのだから、外資系も日系も関係ない、ということ。
★日本コカ・コーラ代表取締役会長
「これはこう決まっているから」という考えに陥らないこと
★マーサー・リソース・ヒューマン・コンサルティング
「人に奉仕するのがリーダー」
「何を経験し、学習すればいいのか、答えはない。逆にいえば、あらゆる経験や学習が将来の自分にとっての糧になる」
「次世代リーダーの共通点は、第一志望の企業に入社してないこと」
「私自身、これで終わりだなんて、まったく思ってないですよ」
★日本オラクル
「外資系というかグローバル企業」
「社会に貢献して行く中で、どんなことを自分は心地よく感じるのか。どんなことをして、その時間を過ごしたいか」
★ヤンセンファーマ
「ワンスライド、ワンメッセージ」
★マッキンゼー
「人はよくわからないことには批判的になりやすい」
「どんな貢献ができるか?」「社会にどれだけ還元できるか?」そう聞かれた時にはっきり答えられない会社は淘汰される
「社長が、一番強い情熱を持っている。3、4年後に社長辞めます、なんて小賢しい発想はない。」
「与えられた運命の中でベストを尽くす。常に努力しておく。人脈も作る。あとは運命だと考える。」
「現場を知らない人に説明する能力が今求められている。(日本法人から本社。会社から株主。)」
「限界を自分の中に作った瞬間に自分の成長は止まる。」
「自分はすごいことをやったんだと思った瞬間に成長は止まる」
「自信はチャレンジから生まれる」
★パリバ、安田雄典
リーダーとは、無私と夢
196&197ページが良かった。書き切れません。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「プロフェッション」
質の高い人材を動機付けし、成長してもらう。インプットの質が高まれば、結果としてアウトプットが高まるという考え方です。インプットの最大化に努めるわけです。(マッキンゼー 平野社長) -
タイトルそのまま外資のトップへのインタビューを纏めた本。なによりもまず、インタビュアーになりたいなと思った。次に、外資系トップの人のMBA率が異常なことに気づいた。。。ただ、彼らの言っていることはMBAという資格の威力ではない。MBAを通してふれあえる世界中の優秀な人々があたえる衝撃と、そこからくる向上心だ。いいなぁ…
-
ここに掲載されている人達は、天才的だったというよりは、人よりも少し勇気があり、人よりも少し前向きなエネルギーを持ち、だからこそ人よりも少し運を味方につけられたのだと感じる。
自分も、そうやって世界で活躍できる人間になりたい。 -
トップの人は、例外なく人より何倍も強い思いを持ち、着実に努力、苦労を重ねていることが分かった。たやすく上のポジションを手に入れている人は誰もいない。
モチベーションがダウンしたときにまた読み返したい。 -
外資系トップの話が面白いことだけでなく、編者であるISSコンサルティングという会社の宣伝効果も存分に発揮されている。
-
☆$$イマイチかな?$$惹かれなかったのは、肩書きだけでその人の事自体がほぼ無かったからだと思う。$$
-
トップの考え方に圧巻。自分に同じような考え方でキャリアを積んでいくことができるだろうか。とりあえずいまは日々勉強。
2012/9/16 -
そうそうたるエグゼクティブたちのキャリアについて書かれた一冊。
文章がとても良い。
シンプルながら心に響く言葉が詰まっている。
日系と外資系の企業カルチャーの違いにも言及されている。
読むだけでかなりモチベーションの上がる内容になっている。