外資系トップの仕事力―経営プロフェッショナルはいかに自分を磨いたか
- ダイヤモンド社 (2006年9月8日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784478733349
感想・レビュー・書評
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こんなキャリアを描いてみたいなと思う。
某外資セールスの方も、
人生のターニングポイントになったって
言っていたなー。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
52/52
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最高
人生のバイブル。 -
「アメリカ人同士では、「外資系で働いてみてどうですか?」なんてまず聞かない。
外資系がどうとかではない。
グローバルに展開しているその企業はどうかということです。」
(本書の一文より)
“外資系”企業というと、
日本人は、何か特別な意味を連想する。
「競争が厳しい」「徹底した成果主義」「高い給料」など。
しかし、海外の他の国々では“外資系”などという言葉は無い。
それはなぜか?
それは、日本企業が持つ独特の特性が、
グローバル企業の世界標準と決定的に異なっているからだろう。
徹底したポジティブ・シンキング、
上司・部下の垣根を越えて自由に忌憚なく発言し合う環境、
そうした概念が企業のカルチャーとして根付いた企業環境。
これこそが、日本人が“外資系”と呼ぶ
グローバル企業の世界標準そのものだと感じた。
GE、マッキンゼー、コカ・コーラ、オラクル、ルイ・ヴィトンなど。
世界から認められた経営トップがいかに自分を磨いたのか?
本書は、トップ12人が、自身の仕事観とキャリア観を語る内容である。
学生時代、一度だけ「この人は本当に凄い」と思った講義を聴いたことがある。
その人こそ、本書に載る12人の1人、
当時マッキンゼー・アンド・カンパニー日本支社長であった平野正雄氏だ。
そのプレゼンテーションの質の高さに衝撃を覚えたことを
今でもよく覚えている。
マッキンゼーという企業を知り、“外資系”を初めて知った。
この時、“外資系”企業はやはり特別なものだと感じたことを覚えている。
あのようなプレゼンテーションは出来ないし、
あそこまでの人間にはなれない。
当時、周りの友人達もほぼ同意見であった。
しかし、今はそうは思わない。
“外資系”という言葉は、
やはり日本人が自身が自ら作った壁から生まれた概念に過ぎない。
その壁を崩す刷新は、現在の経営者に委ねられるものであり、
一般社員には達成出来ない改革になるが、自身の自己改革は今すぐに出来る。
・眼前の課題を明確にしてその克服に妥協せずに精一杯全力を尽くし、達成させていくこと。
・常に先を考えて行動していくこと。
・どんなに小さなことでも前向きにチャンスと捉えて、積極的に取り組むこと。
本書12人の言葉には、
現役ビジネスマンにとって、間違いなく価値ある言葉が幾つもある。
成功体験を知る上でも意味ある好著。
ぜひ一読あれ。 -
外資系企業のトップを務める12人がキャリアについて語った本。
金言が山のように出てきます。やはり、終身雇用の安定した労働環境の中では、こうしたプロフェッショナルはなかなか誕生しないのかもしれません。 -
図書館に有
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エリートで来た人達のサクセスストーリーを、本人たちの言葉によって語られている。何よりもハングリーさを持ち続けて成功を勝ち取った人たちのところが面白い。
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外資系でなくとも、自分のキャリアと真剣に向き合っていきたい人にオススメの本。やる気のスイッチとなる金言がたくさん詰まっている。
今は一流の外資系企業でも当時ベンチャースピリットに溢れていた頃の企業経営に携わってきた方々のインタビューも入っていたこともあり、ベンチャー企業に勤める自分に刺さるものも多くあり、実に読み応えがあった。 -
紹介されていた人に共通していると思うこと。
①やりたいことをやるけど、私利私欲のためではない
②自らの仕事に自信を持っており、そのための努力を怠らない
③リスクを恐れずチャレンジする -
外資系企業経営者の体験談を綴ったもの。スケールが大きく、中には破天荒な話もある。刺激的な一冊。