- Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
- / ISBN・EAN: 9784479304807
感想・レビュー・書評
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「速読したいならストック(蓄積)を増やせ」これがこの本の言いたいことです。この本では「ストック」という言葉が頻出しその重要性を説いています。
私たちが何かを読むときには、これまでに自分が蓄えてきた知識や情報、経験などの「ストック(蓄積)」を使って読んでいます。そして、読む速さにはこの「ストック」の量や質が大きくかかわっています。
P9
まずはざっと目を通して本の特徴をつかみ、こうした知識や情報などのストックを積むことで、次に読むときには最初より速く読めるようになります。
P68
この方法なら全く知らない分野の本に挑戦するときにも使えそうですね。家に眠る難解そうな積読本に試してみようかしら。
①速く読むからストックが蓄えられる
↓
②ストックが蓄えられるから速く読める
↓
③速く読むからさらにストックが蓄えられる
P74
速読とストックの関係性はとても深いようです。とにかく速く読んでストックを増やすのが繰り返すのが大事なのですね。
ストックが読書においていかに重要かは僕も共感できます。例えば、興味のない理科や数学系の本の内容は頭に入ってきません。逆に興味ある歴史系の本ならば驚くほど頭に入ってくるのです。これがストックの力でしょうか。
もう一つこの本のキーワードとして「高速大量回転法」が挙げられています。
高速大量回転法で、最初に目次やまえがき・あとがきに絞って読んだり、わからなくても本文を「高速」で読むというのは、適当な読み方のようで、全体構造を把握し「木ばかりではなく森を見る」効果があります。
P84
読書を森林でたとえて、全体(森)→細部(木)の順で読むのをどの本でも共通してるので重要なんですね。
難解な本はいきなり本文に入らず、目次やまえがき・あとがきから攻略していきたいと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
高速で何度も回す。その中で理解が深まる!本は読めば読むほど知識がストックされ速読力が上がる。
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ストック 音にしない 繰り返し 目次 前書き後書き 見出し
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速読のハウツー本であるだけ。
ピクトグラムを用いた図の説明は結構わかりやすい。
ただ、速読はオススメしない。
それでも速読を望むなら、オススメ。 -
とにかく、自分のストック(知識や情報、経験)を増やすこと。
まずは目次を高速大量回転。
目次で当たりをつけた箇所を、高速大量回転。
難しい箇所は飛ばしても良い。
高速大量回転。
結果的に早く理解できる。 -
頭の中も含め声を出して読まない。目次をきちん読む。3回は読む。理解したとは内容のあらすじを言えるようなるということ。速読とは目の運動でできるようになることではない。わりと前に読んだ速読の本と同じようなことが書いてあったと思う。