- Amazon.co.jp ・本 (297ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480025760
感想・レビュー・書評
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五代目古今亭志ん生の自伝です。
なんといっても魅力的なのは、その語り口。
「するてぇと…」や「…なんですナ」といった口調に、まるで本の中から志ん生さんの声が聞こえてくるかのようで、にんまりしてしまいます。
志ん生さんの落語はCDで数回聞いたことがあるのですが、その生い立ちやどんな生活を送っていたのかはまったく知りませんでした。
驚くほど貧乏で、それなのに酒に博打に…と、ひたすら我が道を行く暮らしを読みながら目を白黒させてしまいました。
しかし、その生活があったからこその志ん生さんの落語なのだなぁ。
女性関係については遊ぶことなく奥さん一筋、というところもいいですね。
義理人情に厚い当時の人々の様子なども今読むととても新鮮で、当時の気配が立ち上ってくるようでした。 -
人生そのものが落語的生き方
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読むまでは楽しみだったけど、読んでみると「ふうん」って感じ。
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昭和の香りがする本。この世界を記憶の片隅にでも持っている人がどれだけいるのだろう?という私も、落語で語られていた世界を知らずにいる。だから、最近の人にだって意外とこの本の内容がわかるものなのかもしれない。(2008.2.17)
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参考にはならねぇ
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落語家古今亭志ん生さんは人生そのものが落語のような人で死ぬ間際までお酒を飲んでいたそうです。タイトルのなめくじ艦隊は貧乏長屋で暮らしていて壁にナメクジがぞろぞろ這っていた、そんな家に住んでたよ、という意味。
コメントありがとうございます。
志ん生さんがお好きなら、なおさらおすすめします:-)
コメントありがとうございます。
志ん生さんがお好きなら、なおさらおすすめします:-)