から騒ぎ シェイクスピア全集 17 (17) (ちくま文庫 し 10-17)
- 筑摩書房 (2008年10月8日発売)
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感想 : 15件
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- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480033178
感想・レビュー・書評
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読書日:2017年6月21日-6月22日.
Original title:Much Ado About Nothing.
Author:William Shakespeare.
Messinaが舞台。
読んでいる時は何処が空騒ぎなのかと不思議でしたが、
読了後は確かにこれは空騒ぎだと感じました。
又Don Pedro殿下の友人想いと、Beatriceの天邪鬼さに惹かれます。
Benedickはあれだけ独身を貫くと誓っていたのに、
彼を見ていると、全く人生は何が起るか解ったものではありません。
HeroがClaudioと挙式中に罵倒され、
式が台無しになった時には肝を冷やしましたが
最後の最後で大団円になって本当に良かったです。
この二人は何時までも仲睦まじく暮らして行くでしょう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特筆すべきところはない。
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シェイクスピア得意の勘違いから生まれる不幸と誤解が解けることから生まれる幸福を描く。十二夜などに比べるとやや練られ方が浅い印象。
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テンポのいい恋愛劇ですね。