あぶく銭師たちよ: 昭和虚人伝 (ちくま文庫 さ 14-2)

著者 :
  • 筑摩書房
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784480034458

感想・レビュー・書評

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  • 2024/04/22 読了 ★★★

  • 猪瀬直樹とか佐野眞一とか文芸の表舞台から消えた人達も昭和の人であったと言えよう。21世紀の現在では通用しなくなった彼らのスタンスが、昭和の時代にはある種個性となって、強引ともとれる言動で取材対象の内面をあぶり出していったと思う。
    彼らの手法が排除された現在「悪」は堂々と開き直り、誰も手をつけることができない状況があからさまになるにつれ、人の業に斬り込める“無神経な”物書きの再来を望む気持ちが強くなる一方である。

  • この位やらないと大成功は出来ない、のし上がれない、という見方も5%くらいはできるのかなあ。。
    皆さん大変アクが強く、見習おうとはこれっぽっちも思えませんな。

  • ・リクルート 江副
    ・地上げ 早川恒産
    ・代ゼミ
    ・細木
    ・フジテレビ 鹿内親子
    ・みやこ編物

  • 因果応報。最近はテレビに出なくなったあの怪女の話を興味深く読んだ。
    ご先祖を大事にすることが商売になるとは、恐れ入りました。

  • 退屈な本だった、少なくても私には。この作家の書き方が好きじゃないかも。

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著者プロフィール

1947年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。編集者、業界紙勤務を経てノンフィクション作家となる。1997年、民俗学者宮本常一と渋沢敬三の生涯を描いた『旅する巨人』(文藝春秋)で第28回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞。2009年、『甘粕正彦乱心の曠野』(新潮社)で第31回講談社ノンフィクション賞を受賞。

「2014年 『津波と原発』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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