- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480068583
感想・レビュー・書評
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昨今の空き家問題に対する問題提起とその解決方法を提示している一冊。
現状と法制度等の不備から始まり、現状の打開策を具体例を挙げている。具体例については、都市部の事例に偏っているきらいがあり、過疎地の解決策としては少し物足りない。
手が付けにくい問題ではあるが、不動産の登記制度を抜本的に見直す時期だと思う。国が土地所有者を把握できていないなどということはあり得ないことと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
空き家関係の資料作成時にもう一度読む。
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■「空き家」問題は,早くから分かっていた人口動態を無視し,景気対策としての住宅建設を推進した国の無策から生じたもの
■全国の空家数は約820万戸(2014総務省)で総住宅数に占める割合は13.5%であるため,ほぼ七軒に一軒は「空き家」
■住宅の除去,減築などが進まない場合,2033年には総住宅数が約7,100万戸,そのうち2,150万戸(30.2%)が空き家になる(2015野村総合研究所)
■駅から徒歩15分は非常に遠いと評価される
■通勤圏30分未満の割合が57.0%(平成20年住宅・土地統計調査)
・要因①:バブル以降,土地価格,住宅価格,賃料が下落し,利便性の高い,都市の中心部に住みやすくなったこと。
・要因②:働く女性が増え,週休二日制の普及で平日の労働時間が長くなったことから,通勤時間の短縮が求められるようになったこと。
・要因③:家族数の減少で,広さ,住環境よりも利便性が優先されるようになったこと。
■世田谷区では2013年度から区内の空き家等を社会の資産として活用すべく,空き家を社会貢献的な事業に活用するモデル事業に助成を出したり活用してもらいたいという空き家を募集しているが,相談のあった物件のうち三分の一は建物の欠格から活用できていない。
■古くから人が密集して住んできた都市では既存不適格の物件が多い。
■Airbnb(エアビーアンドビー:宿泊施設のマッチングサイト)問題
・日本では約4,000件(2015年)
・空き家を活用した例も多く含まれる
・問題は旅館業界との関係
・衛生面などの規制がない
・湾岸のタワーマンションなどで自室をAirbnbとして貸出しする例あり
・利用者が共用施設を我が物顔に占拠するなどの問題がある
■DIY賃貸
・持ち家を賃貸しやすくするもの -
空き家の現状とそれを今後どう活用していくべきかを知れる本だと思った。
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2022.01.15 空き家問題の詳細と解決事例を知ることができた。部分的に対応が進んでいることが理解できるが、全体的にはこれから益々問題が顕在化すると思われる。良い解決策を模索しないといけない。
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空き家をAirbnbしたら、かなりニーズあると思うんだよなあ。