- Amazon.co.jp ・本 (266ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480423559
作品紹介・あらすじ
何かと共通項の多いふたりの大学教授。ほぼ面識のないままメル友となり、芦屋と鎌倉でかわしつづけた交換日記。他者、ネット、映画、教育、イデオロギー、家族、身体、天皇制…深くて重いテーマでも、軽妙洒脱に語り合う。同意してかつナアナアではなく、対立してなお生産的。論じる内容の豊富さもさることながら、大人のコミュニケーション・テクニックを学ぶにも最適の一冊。
感想・レビュー・書評
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読了。おもしろかった。20年ほど前の本である。内田先生、鈴木先生がアラフィフの頃の往復書簡である。私も同じ年になっている。娘もいる。私は大学教授でないが、人生愉しくなってきた。これからが勝負かもしれないと感じた。
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2016/11/21
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内田樹と鈴木晶の往復書簡です。日本の母性の問題や教育問題が中心的なテーマとしてとりあげられています。
内田は「はじめに」で、「本書で私は、鈴木晶さんという対話の相手を得ることがなければ決して口にすることがなかったような種類のことを語っている」と述べていますが、個人的にはこれまでの内田の著書で読んだ内容から、それほど大きくかけ離れていないように感じてしまいました。ただ、対談相手の鈴木が精神分析を専門にしているということもあってか、日本の母性をテーマにした議論では、精神分析学的な言い回しが多く用いられているところに、多少新鮮さを感じました。 -
内田樹と鈴木晶がネット上で交換日記してる本。映画、家族論、教育論etc…おお!と思う議論ももちろん随所にあるが、とにかく話題があっちこっちに行ったり戻ったりして、「よくわかんないけどこの人たち愉しそうだな」て感じが良かったです。共著はこれだから面白い。
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内田樹さんと鈴木昌さん、2人の大学教授のメールでの交換日記。
がっつりアカデミックな内容で、タイトルとのギャップにびっくりする。 -
11033
04/01
・ヴァーチャルなキャラクター
・日常の劇化
・ウェブ日記とカラオケの類似(ヴァーチャルなキャラクター)
・映画
・天皇は母性権力
・大学教育批判 -
本が手元にないので感想はのちほど。
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10/03/31。単行本で持ってたかも。