- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784480438225
感想・レビュー・書評
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むちゃくちゃよかった。純粋におもしろかった。島田さんの本に対する愛と哲学が詰まっていて、時代の逆を進んでいて成功している点が興味深かった。ただ、よく考えると、誰か1人に刺さればいいというスタンスは真理なんだとも思った。
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この本は、荒川洋治さんの言葉を借りると、「文学は実学である」ことを控えめに小さな声で語りけてくれてる感じがいい。
実学とは、実用的、実務的、実践的とかいう限定された意味合いではなく、まさに「生きること」であり、他人に寄り添い、共に生きることだと思う。
そして、その他者とは現に生きている人だけでなく、すでに亡くなった人やこれから生ま
れてくる者も含まれているということ。
おおげさにいえば、人生は円環しているとも思える。
まさに、何度も読み返しされる本だと思います。
これからも島田潤一郎さんの言動に励まされ、また、陰ながら彼の活動を応援していてたい。
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8年ぶりに再読。本編を思いのほかあらたな気持ちで読み終え、新たに追加の「45歳のぼく」の一文にてれ笑いしながら読了。
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p.2024/5/3
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おもしろかった!
夏葉社日記や、長い読書など、夏葉社や島田さんに関連する書籍を、好きな本屋さんが推し並べて棚に並べるもので、まずはここからと思いこの本を手に取りました。
作家を目指してフリーターをしていた島田さんが、ひとり出版を立ち上げ、本を編集して売り出していく様子などが描かれたエッセイ集です。
自分もいわゆる就職には挫折感を持っていたので、共感からスタートしてあっという間にのめり込んでしまいました。
文章も簡潔でわかりやすく、読みやすかったです。
本がとにかく好きな人、仕事に悩む人にはとくにおすすめしたい一冊でした。
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所々に存在する悲しみと隙間から漏れ出る強さが相まって、著者の人となりに惹かれた。不器用でうまくやれないけれど、誠実に対応をして仕事をつくっていく姿が眩しかった。不安定な所に心がざわついたりして、読むのが苦しい部分もあって。それでも生きていく、本をつくって売っていく、自分の仕事や生活を思い返して頑張ろう。私なりに。と思った。
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文庫版書き下ろし、解説もよき
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カフェで何気なく手に取った本だったけど、読んでいて何度も涙が込み上げてきた。
夏葉社さんの本も読みたい。 -
とにかく繋がりが素敵。人柄もあるのでしょうけど、縁がすごい!本も面白かったけど、編集された本がとても気になって早速注文しました。勿論ネットではなく書店で取り寄せました。これからも楽しみにしています。
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島田さんに対して尊敬の念以外浮かばなかった。こんなにも頑張っている人がいるのかと思うと、自分の無力さを痛感する。これからは何事に対しても本気で頑張ろうと思えた。